2022年

6月

04日

カンレキ❣

お久しぶりです。

5月2日に還暦を迎えました。華やかな赤い花束で同僚の先生方が祝ってくれました。赤い花、自分で買ったことはない色ですがとても気持ちがUp。こういう色も似合うように齢を重ねていけるといいですね。

年齢に逆行するような週11コマの授業と、1年生担任としての細やかな対応、入試部委員のハードな仕事と気の抜けない日々を送りながら細く長く研究仕事をしています。ただただ燃え尽きないように祈りつつ。60代の目標は穏やかな第二の人生への移行、まずは健康です。 *サプライズ!

2022年

1月

30日

春よ来い

何冬振りかで大雪になった、どれくらい大雪かというとざっと平地の雪の壁が3mくらい。

新しい冬タイヤなのに雪道がすれ違えない!バンパーを落とす車続出。もちろんスノーブーツでも滑って怖い。いつのまにか家にこもり、宝塚の家で使っていたダイニングテーブルで仕事をした(一人だととても広い。喜んでいいのかどうか)。

去年はまったく何も書けなかったけど、今年は4本中今3本目を書いている。紀要が2本と本の分担が2本。zoomでの講演も4本やったので復帰できたかなあ。私の場合好事魔多しで「元気そうですね」と言われる時が要注意。次年度は責任のある学内外のお仕事が次々と来てしまっている(涙)。学生「先生は何型ですか?」N「何型と思う?」学「O型?」N「よくそう言われるけどw」学「えっ??」(授業中もあわあわしてるやん)Bには見えないらしいということで、なぜか安心しました。そういえば全員BとOのゼミあったよね(笑)。みんな今どうしているだろうか。「まあいいか」とお気楽に生きていればいいけど。

あと6年ムリせず楽しく暮らせますように。このイラストは人間生活学科の三人娘が、就職してから集まっているという設定。将来の夢を語っているのかな。新しい年度は3年ゼミ9人、4年ゼミ5人、そしてもうすぐ卒業するゼミ生6人。クラス担任をする新1年生は何人かな?

 

2022年

1月

22日

2022 癸寅

新年は大雪と仕事でばたばたと開けました。今年は一つの節目と思っていた還暦の寅です。仲の良い友人(地方公務員)が「あと1年(で定年だ)」と嬉しそうにしているのがうらやましい。22歳から奉職した彼女と32歳で専任職になった私はキャリアが違いますが、齢は同じです。60代のキーワードはひとえに「健康」で過ごしたいと思います。

東京の母が、60年に一度の(?)新年プレを送ってくれました。西陣織の寅柄のぬいぐるみです。母は今年90歳、まだ本を書いています(幸せだね)。「5年後の妹の還暦は覚えていられるかしら?」と笑って言えるところが自信アリアリですな。

私はこの頃Youtubeを視聴することが増え、学生たちに「スパチャってなに?」と教えてもらっています。今更ですが大学教員は稼ぎが少ないので、定年後はYoutuberはどうかと考えたりww。投げ銭はもらえませんが、今年も学生に「時々やさしさが跳んでくる」と評価されるような授業をしていけたら^^。どうぞよろしくお願いします。

2021年

12月

19日

クリスマスケーキまであと2日

秋をとびこして冬になってしまいました。なんといっても、12月15日の卒業論文締切を終えないと動きが取れません。今年は6羽のひなの巣立ちを給餌した感がありました。この先学んだことを生かしていってもらえたら。体調に気を付けてなんとか年末までサバイブできたのは、リモートではなく対面授業ができたことにもに助けられたと思います。やはり自分は昭和の先生なのだと思いました。

お正月は休息も兼ねて札幌で過ごすことにしました。帰省してくるみなさんを待ってます。関西へは2月に。彦根でひこにゃんと共演です。

大雪が積もっています。なんだかんだ言って、雪がある方が元気になる自分がおかしい。どうぞよい年末年始を!

*急いで飾ったツリー。上の方が密に^^;

 

2021年

9月

23日

八雲に行ってきました

秋のオープンキャンパス、大学院入試に続き、教育実習巡回へいきました。家庭科教員を目指す学生たちが母校にお世話になります。今年のゼミの教職受講生は2人なので、20園近く廻った保育学科時代に比べると担当数は格段に少なくなりました。ただ、全道に広がっているのは変わりなく、昨日は八雲まで日帰り運転をしました。片道3時間半、すっかり北海道の人になったと思いました。沿道では紅葉が始まっていました。

八雲は徳川家が入植して開拓した街。桧山北の基幹校で創立100年の八雲高校は校庭が広くて芝生で、ヨーロッバの学校のようでした。生徒たちは生き生きとして見えました。進学は本州に出る生徒さんが多いそうです。

道南まで行くと札幌が奥地に思えるのが不思議です。立つ位置によって、物事の見え方がちがうことをしみじみ感じます。今年で札幌暮らし合計22年、関西の22年に並びました。

定年後は海外で学ぶことを夢見ています(今のところただの夢です・笑)。

2021年

8月

30日

女子会

ここに書く楽しい記事がないなあ。なんとなくそう思っていた時、Youtubeで「沢田研二がジュリーになるまで」というタイトルが目に留まりました。20代のジュリーが素顔で出てきて、顔を剃りお肌の基礎をしっかりつくってメイクとヘアを整え、みるみるうちに舞台の顔になる動画でした。すごい。

先日、恒例の「前期終了おつかれさま女子会」でランチにいきました。この日は下地に時間をかけてみました。美容院さえいけてない日々を省みて。つかのまのストレス解消になりました。

この2年はずっとリモート仕事で、研究・教育・学務・社会活動、女性としてもスキーヤーとしてもテンションが下がってしまっています。なにか支えが欲しいと思う時、やはり私の「希望」はこつこつと続けている研究なのかなあと感じています。この先を楽しんでいけたら。

ジュリーの還暦コンサート、体型は変わったけど歌は変わっていなかったです。素敵です。

 

2021年

8月

19日

SAPPORO2021

北海道にしてはたいそう長い猛暑日が17日間続いた。97年ぶりの記録だそうである。

マラソンを札幌会場に移され走らされた選手たちは、約1/3がリタイヤし搬送され、見るに堪えない惨劇。夜寝てから明日のレースの時間が前倒しされた選手はたまったものではなかったろう。

研究室で集中講義をしていた私もくらくらした。

五輪の閉会式と共に札幌の暑さは収まった。とはいえ、予想通りコロナ感染が爆発的に蔓延している。五輪の強行で得たものは何だったのか、さすがに説明してほしい。こんなに心躍らない五輪は人生でかつてなかった。どこがアスリートファーストでどこが復興五輪だったのか。

お盆も仕事がある私たちは、引き続き採点や前期の業務整理をしている(締め切りは8月23日)。今年も夏休みなんてないし。倒れなかっただけでよしとしよう。もう2021なのにTOKYO2020。ワクチン2回目は副反応の発熱でこれもくらくら。やるせない夏でした。

すっかり元気そうだねと言われるけど、こういう時が危ないのでおとなしくしています。 

★帰国した妹たちと小樽芸術村へ。心が落ち着きました。

2021年

7月

03日

Julyやね

あっという間に7月です。コロナ生活2年目、リモートの音入れも体調も去年よりはだいぶ安定しました。週1回は10kmほど歩いています。今週は職域で1回目のワクチンをうってもらい、副反応の微熱が出たけれど気持ちの上でほっとしました。

孫のCたんが3歳になりました。この3年はとても速かった。さしたる研究はできておらず、これまでのデータをまとめる作業や、友達の学会お手伝いオファーに「受付なら」と答えたら基調講演だったなど(笑える)、思わぬところで最後の花を咲かせております。描いていた社会変革の夢までは届きそうもないけど、研究と教育の年月は楽しかった(時代もおいついてきたかな)と納得するこの頃です。

お花とかネコとかFinlandのものとか、好きなものに携わる時間が少し増えました。

研究室には大好きなBlue Starとマリメッコを。

2021年

5月

10日

復活の誕生月

4月12日から1週間対面授業をして喜んでいたら、また感染が増えて2週間休講になってしまいました。札幌も酷いけれど、インドより病床が足りない大阪の息子達も心配です。GWは少しウツウツとして桜を眺めていました。いつまでこんな日々が続くのだろう。

昨日は、M先生と20,000歩14キロを歩きました。円山の桜並木を通って、北海道神宮でお参り。おみくじは吉でした。

最後に暮れなずむ山並みをみながら、札幌駅近くのモリエールでおいしいものを少しいただきました。ちょっと自信回復。「もともと歩けるんだから!」と週1回のウォーキングに連れ出してもらえるのは感謝に堪えません。病気のデパートになったような気持ちに陥ることもあった冬でしたが、歩きやすい靴を新調して初夏を満喫します。

2021年

4月

04日

お友達やで

12回目の長い冬が終わりつつあります。秋から不整脈の調子がよくなく、仕事を続けられるか?何度も問答しました。主任とコロナ禍がしんどかったのだと思います。

新年度はムリしないように再出発。幸い、コマを少し減らしてもらうことができました。年齢と体調を自覚していきます。

3月末に桜満開の大阪を訪れました。

お正月には「友達」という概念を持っていなかったCたん(2歳9か月)がまる1日遊ぶ途中で「お友達になって!」と言ってくれました。「いいよ!」と快諾^^夕食時「パパもなちこしゃんとお友達になって!」と取り持ってくれました(戸惑う長男)N「パパとは前からお友達やでなw」R「せやな」。血縁に関係なく、しぜんと気が合ってお友達リクエストをもらえたことは望外の喜びでした。

別の日には、倶知安まで車で卒業生の子ども(0歳、1歳)に会いに行きました。沢山食料を積んで、子守をして、ママとおしゃべりをして(リフレッシュした!と言ってもらい)、私がしたかった「産後シッター」ができました。倶知安は高速ができてわずか1時間半。天狗山のどまんなかにできたトンネルに入った時には衝撃でした。

定年まであと6年、少しゆっくりめに歩いていきます。  *親亀、子亀、マゴ亀

 

2021年

2月

27日

研究と主婦と比較文化

昨日はHeisinki大学のTronenn先生とZoomでお話しする機会をいただきました。私はFinland愛を青と白のカラーで表現しました。Finlandも経済的に苦しい傾向にあることなどを教えていただきました。

週末はキッチンを磨き、降り続く雪を見ながら、2008年のブログを読んでいます。自分の書いたものをこんなに面白がれる人はめずらしいでしょう。「ここではないどこかへ」と思い続けた私の人生。体力が続かないことはわかってきたけれど、その思いはまだ続いています。*Fin色

2021年

1月

13日

来年は還暦

28日の授業終了から、お正月明けまで御蕎麦も食べずに寝ていました。こんなにつかれていたのかと納得しました。不得手なリモート授業の嵐。covidに伴うかつて見たことない主任の仕事量。教員に死人が出るのではないかと予想していたら、自分が倒れていました(笑)迷ったけれど、2日から4泊で大阪と神戸に行きました。

「いやいや期」のちまたんにスニーカー買わへん?と誘うと長靴が欲しいと言って聞きません。なかなか、自己主張と好奇心が強い感じ。パパは優しくて明るくて、とーまくん(叔父)は優しくて賢くて(大学教育の話をしても全く論破されてしまう)。ママは美人でやさしくて、いいメンバーに恵まれたね!ようやく「なちこしゃん」と呼んでくれました。心温まるひと時^^

まされる宝子にしかめやも。てっちり何年ぶり!

2020年

12月

25日

Silent Night

今日、締め切り前日に卒論が出そろいました。26年で一番くたびれた年でした。学生と年齢感性が離れていくモンダイもあるかもしれません。次年度は中学からLGBTの研究をしたかったというゼミ生を含め、ジェンダーに関心がある学生が多くいます。それに応えられるか?というより、一緒に道しるべを探していくのでしょう。いつまでこの仕事できるかな、このごろとみにそう思います。

大学からのケーキを取りに行けなかった私に、M先生が1階から登ってきてくれました。ああこのFEKAのありがたさ。グランドホテルのチョコレートケーキ、おいしかったです。家では鶏ももをローストしました。おいしかったです!「一人クリスマス」の様子はLINEで一人暮らし仲間の間を回りました。これが新しいライフスタイルなのかなと思いながら(一人暮らしの世帯は30%を超えて最も多いのだし)。

Merry Christmas Single Boys & Girls !

 

 

 

2020年

12月

02日

そして winter again

秋たけなわから、雪景色に飛んでしまいました。コロナの状況はよろしくなく札幌はクラスターの修羅場でした。この間に入試が2回あり、11月初旬にリモートに戻りました。

がたがたしました。大雪で車が出せない。キッチンの水漏れ、眼や耳が痛い、腱鞘炎(PCのせい)、眠れないと悩みながら学務をやりました。月末に予算案を提出して学科のクリスマスツリーを飾りました。アドベントです。そうだ❣と思って、はらいふフリースクールにもツリーを贈りました。サンタさんが来るといいよね。

心の中では関西に帰りたい~と思っているのですが、長男に「マンションなんて買わないで、日本のどこかに子育て支援の拠点を作ってほしい」と言わてしまった;;私の専門性を最後に落とすのはどこ?

還暦に向けてゆるゆる考えます。

ひとつだけうれしかったのは当別町のスウェーデン交流センターに取材に行ったことでした!

 

2020年

10月

23日

秋たけなわ

後期は9コマ授業があって、次年度はまたふえてしまうので、どうしよう。それよりなにより、主任のお仕事、予算、人事、入試、次年度課程表・・が背中に乗っています。だれとも口をききたくないくらいオーバーワークに陥ることもあります。

そんな時に徳光珈琲店につきあってくださる同僚の大先輩に助けていただいています。助けてえ。土日はどうしているか聞かれ「仕事しているか、寝てるか」と答えて自分でも笑ってしまいました。WLBはどこへ?

そんなせちがらい日々のなかで、うれしいことがひとつ。北海道には科研友達がいなかったのですが、このたび新しいグループでの申請が叶いました。ジェンダーの知見を請われてのコラボ。通るといいなあ。11年の歩みをずっしりと感じています。  *キャンパスの栗。10月は毎年多忙。温泉いきたい!

 

2020年

10月

10日

座長つれづれ

学会の座長や司会をした経験はかなり多い。フロアから質問や意見がでないときは自分が質問したり、タイムキーパーをしつついい雰囲気にまとめたり。自分に向いている役割だと思っていたけれど、今年は「Zoomで座長」の依頼を受けた。めっちゃ緊張。朝早く研究室に学会出張する。

オーディエンスの顔がみえなくて、話をふりたくても誰がいるかわからない。そこで「Uさんコメントをお願いします!」といちかばちか大先輩の名を呼んでみた。Uさんの映像がぱあっと出てそれはもう神々しくみえた。期待通りのコメントをいただいた。期待通りの仕事をすることの大切さ、そしてzoomで座長を務めることができた安堵感。実は今年は26年目にして初めて学会報告ができなかった年でした;;(リモートの重圧ものしかかっていました)。もしかしたら来年は報告できるかも(できればLiveがいいですが)。

Shinydays when you were mine(小柳ゆき)_早くLiveで歌いたい!!

2020年

10月

03日

対面授業始まる!

火曜日から対面授業が始まりました。1年生がたくさん受講してくれて、とくに共通教養科目のジェンダー論は椅子取りゲームみたいになりました。今年は密を避けるために席を間引いてあるので花川キャンパスで一番大きい教室が満席で86名、受講登録者も86名。「登録してないけど受講したいです!今日来たら座れたのでお願いします」って嬉しいけど、今日お休みの人もいるかもしれないし立ち見になったり密になったら困るし;;「後で教務課にいってみてね」と捌いたり。PCがスタックして「だれか助けて!」と学生に助けてもらったり。授業終わりに「少してんねんなところがありますが、よろしくお願いします(笑)」と頭を下げると、今年度初めての爆笑でした(本当は少しじゃなくて「かなり」ですね)。

一方で「女性と法律」1科目だけをリモート開講にすると(これも密を避けるため)学校にこないで受講できるメリットから3,4年生がたくさん追加登録してくれました。新しい生活様式ですね。「学生とともに学ぶ」ことが私の生きがいのひとつであると実感した2020年です。

*原先生が「ジェンダーを学ぶことは暗いことなのか?」と問題提起されていました。以後、なるべく明るいイメージを心がけています。

2020年

9月

26日

こっちむいてMoomin

9月最後の週末、札幌市芸術の森美術館へムーミン展を見に行きました。初秋の芸術の森は、銀杏が黄色に、ナナカマドは赤く色づいていました。あとひと月くらいでタイヤを履き替える季節です。あっという間に日暮れが早くなっています。北ですよねえ。

この日は初期のペン画のムーミンを中心に、たくさんの原画を見ることが出来ました(よく貸し出してくださったと思いました)。私が最も心惹かれるのは、第二次世界大戦中に発行されたGARAMという風刺雑誌で、そこでムーミンが戦争や化学兵器に反対しています。国民を代表してムーミンに語らせたトーベ・ヤンソンはすごい人で、彼女の本を次々と翻訳している真弓さんのような仕事がしたかったなと思うこの頃です。私なりに学生にムーミンの存在意義を伝えていこうと、ミュージアムショップでは嬉々として本を買いました^^。六花亭の喫茶店でたくさんおしゃべりをして、リフレッシュした1日でした。またTampereへ行きたい。調査に追われない、私的な旅がしたいです。いつ叶うでしょうか?   *自撮りは難しい

2020年

9月

15日

ごほうび3泊4日

「故郷の 訛り懐かし 停車場の中にそを聴きに行く」(石川啄木)At 上野駅

先週末、思い立って飛行機を予約し、関西へ飛びました。伊丹往きの待合で関西弁が聞こえて、ああこの感じやわ~と納得。

天満橋同期会、梅田ママ友会、高槻長男の家、次男とお買い物、8か月分の再会を楽しみしました。散財もね(笑)。関西の滋養がじわーと効きました。Cたんはお正月に

買ったげたアンパンマンのくつが(足が成長して)もう履けなくなっていました!

コロナであっても着実に成長したんだね。もうkidsになってしまった(少し私の専門領域でちゃった)。次はお正月まで、みんな元気でありますように。そんな短~い夏休みでしたが、満足感一入~お宝たちの顔を見てほっとしました。帰札すると秋。さあ、がんばろうか。

2020年

9月

02日

中学家庭科の教科書を選ぶ

令和2年度札幌市教科書用図書選定審議会委員のお役目を頂き、5月から教育委員会へ通いました。最終的に選定するのは教育委員ですが、その前段階で教科書の比較研究をする貴重な経験をさせていただきました(このたび、市のHPで公開されたので話題にできるようになりました)。

選定された中学家庭科の教科書は、LGBTやネウボラについて言及された先駆的なもの、時代が動いていくのを感じました。

今年はなかなか研究が進まないのですが、「社会変革に貢献する」というミッションを改めて胸に温めています。

ようやく月末から対面授業が始まります。高校時代からツイッターでジェンダーに関心を持ち、いつかちゃんと勉強したいと思っていた。大学に入ったらジェンダー論がある、ゼミもある、ラッキー!と思ってゼミを選んでくれた学生がいます。そんな風に出会えた私もラッキー!です。かつて私がそうであったように、私の本やHPを見て学科を選んでくれる学生が、少しでも現れたらいいなあと思いつつ。

アレンジ3作目、同僚評は「自由奔放」らしいです。教科書はなし。楽しいです・笑

2022年

6月

04日

カンレキ❣

お久しぶりです。

5月2日に還暦を迎えました。華やかな赤い花束で同僚の先生方が祝ってくれました。赤い花、自分で買ったことはない色ですがとても気持ちがUp。こういう色も似合うように齢を重ねていけるといいですね。

年齢に逆行するような週11コマの授業と、1年生担任としての細やかな対応、入試部委員のハードな仕事と気の抜けない日々を送りながら細く長く研究仕事をしています。ただただ燃え尽きないように祈りつつ。60代の目標は穏やかな第二の人生への移行、まずは健康です。 *サプライズ!

2022年

1月

30日

春よ来い

何冬振りかで大雪になった、どれくらい大雪かというとざっと平地の雪の壁が3mくらい。

新しい冬タイヤなのに雪道がすれ違えない!バンパーを落とす車続出。もちろんスノーブーツでも滑って怖い。いつのまにか家にこもり、宝塚の家で使っていたダイニングテーブルで仕事をした(一人だととても広い。喜んでいいのかどうか)。

去年はまったく何も書けなかったけど、今年は4本中今3本目を書いている。紀要が2本と本の分担が2本。zoomでの講演も4本やったので復帰できたかなあ。私の場合好事魔多しで「元気そうですね」と言われる時が要注意。次年度は責任のある学内外のお仕事が次々と来てしまっている(涙)。学生「先生は何型ですか?」N「何型と思う?」学「O型?」N「よくそう言われるけどw」学「えっ??」(授業中もあわあわしてるやん)Bには見えないらしいということで、なぜか安心しました。そういえば全員BとOのゼミあったよね(笑)。みんな今どうしているだろうか。「まあいいか」とお気楽に生きていればいいけど。

あと6年ムリせず楽しく暮らせますように。このイラストは人間生活学科の三人娘が、就職してから集まっているという設定。将来の夢を語っているのかな。新しい年度は3年ゼミ9人、4年ゼミ5人、そしてもうすぐ卒業するゼミ生6人。クラス担任をする新1年生は何人かな?

 

2022年

1月

22日

2022 癸寅

新年は大雪と仕事でばたばたと開けました。今年は一つの節目と思っていた還暦の寅です。仲の良い友人(地方公務員)が「あと1年(で定年だ)」と嬉しそうにしているのがうらやましい。22歳から奉職した彼女と32歳で専任職になった私はキャリアが違いますが、齢は同じです。60代のキーワードはひとえに「健康」で過ごしたいと思います。

東京の母が、60年に一度の(?)新年プレを送ってくれました。西陣織の寅柄のぬいぐるみです。母は今年90歳、まだ本を書いています(幸せだね)。「5年後の妹の還暦は覚えていられるかしら?」と笑って言えるところが自信アリアリですな。

私はこの頃Youtubeを視聴することが増え、学生たちに「スパチャってなに?」と教えてもらっています。今更ですが大学教員は稼ぎが少ないので、定年後はYoutuberはどうかと考えたりww。投げ銭はもらえませんが、今年も学生に「時々やさしさが跳んでくる」と評価されるような授業をしていけたら^^。どうぞよろしくお願いします。

2021年

12月

19日

クリスマスケーキまであと2日

秋をとびこして冬になってしまいました。なんといっても、12月15日の卒業論文締切を終えないと動きが取れません。今年は6羽のひなの巣立ちを給餌した感がありました。この先学んだことを生かしていってもらえたら。体調に気を付けてなんとか年末までサバイブできたのは、リモートではなく対面授業ができたことにもに助けられたと思います。やはり自分は昭和の先生なのだと思いました。

お正月は休息も兼ねて札幌で過ごすことにしました。帰省してくるみなさんを待ってます。関西へは2月に。彦根でひこにゃんと共演です。

大雪が積もっています。なんだかんだ言って、雪がある方が元気になる自分がおかしい。どうぞよい年末年始を!

*急いで飾ったツリー。上の方が密に^^;

 

2021年

9月

23日

八雲に行ってきました

秋のオープンキャンパス、大学院入試に続き、教育実習巡回へいきました。家庭科教員を目指す学生たちが母校にお世話になります。今年のゼミの教職受講生は2人なので、20園近く廻った保育学科時代に比べると担当数は格段に少なくなりました。ただ、全道に広がっているのは変わりなく、昨日は八雲まで日帰り運転をしました。片道3時間半、すっかり北海道の人になったと思いました。沿道では紅葉が始まっていました。

八雲は徳川家が入植して開拓した街。桧山北の基幹校で創立100年の八雲高校は校庭が広くて芝生で、ヨーロッバの学校のようでした。生徒たちは生き生きとして見えました。進学は本州に出る生徒さんが多いそうです。

道南まで行くと札幌が奥地に思えるのが不思議です。立つ位置によって、物事の見え方がちがうことをしみじみ感じます。今年で札幌暮らし合計22年、関西の22年に並びました。

定年後は海外で学ぶことを夢見ています(今のところただの夢です・笑)。

2021年

8月

30日

女子会

ここに書く楽しい記事がないなあ。なんとなくそう思っていた時、Youtubeで「沢田研二がジュリーになるまで」というタイトルが目に留まりました。20代のジュリーが素顔で出てきて、顔を剃りお肌の基礎をしっかりつくってメイクとヘアを整え、みるみるうちに舞台の顔になる動画でした。すごい。

先日、恒例の「前期終了おつかれさま女子会」でランチにいきました。この日は下地に時間をかけてみました。美容院さえいけてない日々を省みて。つかのまのストレス解消になりました。

この2年はずっとリモート仕事で、研究・教育・学務・社会活動、女性としてもスキーヤーとしてもテンションが下がってしまっています。なにか支えが欲しいと思う時、やはり私の「希望」はこつこつと続けている研究なのかなあと感じています。この先を楽しんでいけたら。

ジュリーの還暦コンサート、体型は変わったけど歌は変わっていなかったです。素敵です。

 

2021年

8月

19日

SAPPORO2021

北海道にしてはたいそう長い猛暑日が17日間続いた。97年ぶりの記録だそうである。

マラソンを札幌会場に移され走らされた選手たちは、約1/3がリタイヤし搬送され、見るに堪えない惨劇。夜寝てから明日のレースの時間が前倒しされた選手はたまったものではなかったろう。

研究室で集中講義をしていた私もくらくらした。

五輪の閉会式と共に札幌の暑さは収まった。とはいえ、予想通りコロナ感染が爆発的に蔓延している。五輪の強行で得たものは何だったのか、さすがに説明してほしい。こんなに心躍らない五輪は人生でかつてなかった。どこがアスリートファーストでどこが復興五輪だったのか。

お盆も仕事がある私たちは、引き続き採点や前期の業務整理をしている(締め切りは8月23日)。今年も夏休みなんてないし。倒れなかっただけでよしとしよう。もう2021なのにTOKYO2020。ワクチン2回目は副反応の発熱でこれもくらくら。やるせない夏でした。

すっかり元気そうだねと言われるけど、こういう時が危ないのでおとなしくしています。 

★帰国した妹たちと小樽芸術村へ。心が落ち着きました。

2021年

7月

03日

Julyやね

あっという間に7月です。コロナ生活2年目、リモートの音入れも体調も去年よりはだいぶ安定しました。週1回は10kmほど歩いています。今週は職域で1回目のワクチンをうってもらい、副反応の微熱が出たけれど気持ちの上でほっとしました。

孫のCたんが3歳になりました。この3年はとても速かった。さしたる研究はできておらず、これまでのデータをまとめる作業や、友達の学会お手伝いオファーに「受付なら」と答えたら基調講演だったなど(笑える)、思わぬところで最後の花を咲かせております。描いていた社会変革の夢までは届きそうもないけど、研究と教育の年月は楽しかった(時代もおいついてきたかな)と納得するこの頃です。

お花とかネコとかFinlandのものとか、好きなものに携わる時間が少し増えました。

研究室には大好きなBlue Starとマリメッコを。

2021年

5月

10日

復活の誕生月

4月12日から1週間対面授業をして喜んでいたら、また感染が増えて2週間休講になってしまいました。札幌も酷いけれど、インドより病床が足りない大阪の息子達も心配です。GWは少しウツウツとして桜を眺めていました。いつまでこんな日々が続くのだろう。

昨日は、M先生と20,000歩14キロを歩きました。円山の桜並木を通って、北海道神宮でお参り。おみくじは吉でした。

最後に暮れなずむ山並みをみながら、札幌駅近くのモリエールでおいしいものを少しいただきました。ちょっと自信回復。「もともと歩けるんだから!」と週1回のウォーキングに連れ出してもらえるのは感謝に堪えません。病気のデパートになったような気持ちに陥ることもあった冬でしたが、歩きやすい靴を新調して初夏を満喫します。

2021年

4月

04日

お友達やで

12回目の長い冬が終わりつつあります。秋から不整脈の調子がよくなく、仕事を続けられるか?何度も問答しました。主任とコロナ禍がしんどかったのだと思います。

新年度はムリしないように再出発。幸い、コマを少し減らしてもらうことができました。年齢と体調を自覚していきます。

3月末に桜満開の大阪を訪れました。

お正月には「友達」という概念を持っていなかったCたん(2歳9か月)がまる1日遊ぶ途中で「お友達になって!」と言ってくれました。「いいよ!」と快諾^^夕食時「パパもなちこしゃんとお友達になって!」と取り持ってくれました(戸惑う長男)N「パパとは前からお友達やでなw」R「せやな」。血縁に関係なく、しぜんと気が合ってお友達リクエストをもらえたことは望外の喜びでした。

別の日には、倶知安まで車で卒業生の子ども(0歳、1歳)に会いに行きました。沢山食料を積んで、子守をして、ママとおしゃべりをして(リフレッシュした!と言ってもらい)、私がしたかった「産後シッター」ができました。倶知安は高速ができてわずか1時間半。天狗山のどまんなかにできたトンネルに入った時には衝撃でした。

定年まであと6年、少しゆっくりめに歩いていきます。  *親亀、子亀、マゴ亀

 

2021年

2月

27日

研究と主婦と比較文化

昨日はHeisinki大学のTronenn先生とZoomでお話しする機会をいただきました。私はFinland愛を青と白のカラーで表現しました。Finlandも経済的に苦しい傾向にあることなどを教えていただきました。

週末はキッチンを磨き、降り続く雪を見ながら、2008年のブログを読んでいます。自分の書いたものをこんなに面白がれる人はめずらしいでしょう。「ここではないどこかへ」と思い続けた私の人生。体力が続かないことはわかってきたけれど、その思いはまだ続いています。*Fin色

2021年

1月

13日

来年は還暦

28日の授業終了から、お正月明けまで御蕎麦も食べずに寝ていました。こんなにつかれていたのかと納得しました。不得手なリモート授業の嵐。covidに伴うかつて見たことない主任の仕事量。教員に死人が出るのではないかと予想していたら、自分が倒れていました(笑)迷ったけれど、2日から4泊で大阪と神戸に行きました。

「いやいや期」のちまたんにスニーカー買わへん?と誘うと長靴が欲しいと言って聞きません。なかなか、自己主張と好奇心が強い感じ。パパは優しくて明るくて、とーまくん(叔父)は優しくて賢くて(大学教育の話をしても全く論破されてしまう)。ママは美人でやさしくて、いいメンバーに恵まれたね!ようやく「なちこしゃん」と呼んでくれました。心温まるひと時^^

まされる宝子にしかめやも。てっちり何年ぶり!

2020年

12月

25日

Silent Night

今日、締め切り前日に卒論が出そろいました。26年で一番くたびれた年でした。学生と年齢感性が離れていくモンダイもあるかもしれません。次年度は中学からLGBTの研究をしたかったというゼミ生を含め、ジェンダーに関心がある学生が多くいます。それに応えられるか?というより、一緒に道しるべを探していくのでしょう。いつまでこの仕事できるかな、このごろとみにそう思います。

大学からのケーキを取りに行けなかった私に、M先生が1階から登ってきてくれました。ああこのFEKAのありがたさ。グランドホテルのチョコレートケーキ、おいしかったです。家では鶏ももをローストしました。おいしかったです!「一人クリスマス」の様子はLINEで一人暮らし仲間の間を回りました。これが新しいライフスタイルなのかなと思いながら(一人暮らしの世帯は30%を超えて最も多いのだし)。

Merry Christmas Single Boys & Girls !

 

 

 

2020年

12月

02日

そして winter again

秋たけなわから、雪景色に飛んでしまいました。コロナの状況はよろしくなく札幌はクラスターの修羅場でした。この間に入試が2回あり、11月初旬にリモートに戻りました。

がたがたしました。大雪で車が出せない。キッチンの水漏れ、眼や耳が痛い、腱鞘炎(PCのせい)、眠れないと悩みながら学務をやりました。月末に予算案を提出して学科のクリスマスツリーを飾りました。アドベントです。そうだ❣と思って、はらいふフリースクールにもツリーを贈りました。サンタさんが来るといいよね。

心の中では関西に帰りたい~と思っているのですが、長男に「マンションなんて買わないで、日本のどこかに子育て支援の拠点を作ってほしい」と言わてしまった;;私の専門性を最後に落とすのはどこ?

還暦に向けてゆるゆる考えます。

ひとつだけうれしかったのは当別町のスウェーデン交流センターに取材に行ったことでした!

 

2020年

10月

23日

秋たけなわ

後期は9コマ授業があって、次年度はまたふえてしまうので、どうしよう。それよりなにより、主任のお仕事、予算、人事、入試、次年度課程表・・が背中に乗っています。だれとも口をききたくないくらいオーバーワークに陥ることもあります。

そんな時に徳光珈琲店につきあってくださる同僚の大先輩に助けていただいています。助けてえ。土日はどうしているか聞かれ「仕事しているか、寝てるか」と答えて自分でも笑ってしまいました。WLBはどこへ?

そんなせちがらい日々のなかで、うれしいことがひとつ。北海道には科研友達がいなかったのですが、このたび新しいグループでの申請が叶いました。ジェンダーの知見を請われてのコラボ。通るといいなあ。11年の歩みをずっしりと感じています。  *キャンパスの栗。10月は毎年多忙。温泉いきたい!

 

2020年

10月

10日

座長つれづれ

学会の座長や司会をした経験はかなり多い。フロアから質問や意見がでないときは自分が質問したり、タイムキーパーをしつついい雰囲気にまとめたり。自分に向いている役割だと思っていたけれど、今年は「Zoomで座長」の依頼を受けた。めっちゃ緊張。朝早く研究室に学会出張する。

オーディエンスの顔がみえなくて、話をふりたくても誰がいるかわからない。そこで「Uさんコメントをお願いします!」といちかばちか大先輩の名を呼んでみた。Uさんの映像がぱあっと出てそれはもう神々しくみえた。期待通りのコメントをいただいた。期待通りの仕事をすることの大切さ、そしてzoomで座長を務めることができた安堵感。実は今年は26年目にして初めて学会報告ができなかった年でした;;(リモートの重圧ものしかかっていました)。もしかしたら来年は報告できるかも(できればLiveがいいですが)。

Shinydays when you were mine(小柳ゆき)_早くLiveで歌いたい!!

2020年

10月

03日

対面授業始まる!

火曜日から対面授業が始まりました。1年生がたくさん受講してくれて、とくに共通教養科目のジェンダー論は椅子取りゲームみたいになりました。今年は密を避けるために席を間引いてあるので花川キャンパスで一番大きい教室が満席で86名、受講登録者も86名。「登録してないけど受講したいです!今日来たら座れたのでお願いします」って嬉しいけど、今日お休みの人もいるかもしれないし立ち見になったり密になったら困るし;;「後で教務課にいってみてね」と捌いたり。PCがスタックして「だれか助けて!」と学生に助けてもらったり。授業終わりに「少してんねんなところがありますが、よろしくお願いします(笑)」と頭を下げると、今年度初めての爆笑でした(本当は少しじゃなくて「かなり」ですね)。

一方で「女性と法律」1科目だけをリモート開講にすると(これも密を避けるため)学校にこないで受講できるメリットから3,4年生がたくさん追加登録してくれました。新しい生活様式ですね。「学生とともに学ぶ」ことが私の生きがいのひとつであると実感した2020年です。

*原先生が「ジェンダーを学ぶことは暗いことなのか?」と問題提起されていました。以後、なるべく明るいイメージを心がけています。

2020年

9月

26日

こっちむいてMoomin

9月最後の週末、札幌市芸術の森美術館へムーミン展を見に行きました。初秋の芸術の森は、銀杏が黄色に、ナナカマドは赤く色づいていました。あとひと月くらいでタイヤを履き替える季節です。あっという間に日暮れが早くなっています。北ですよねえ。

この日は初期のペン画のムーミンを中心に、たくさんの原画を見ることが出来ました(よく貸し出してくださったと思いました)。私が最も心惹かれるのは、第二次世界大戦中に発行されたGARAMという風刺雑誌で、そこでムーミンが戦争や化学兵器に反対しています。国民を代表してムーミンに語らせたトーベ・ヤンソンはすごい人で、彼女の本を次々と翻訳している真弓さんのような仕事がしたかったなと思うこの頃です。私なりに学生にムーミンの存在意義を伝えていこうと、ミュージアムショップでは嬉々として本を買いました^^。六花亭の喫茶店でたくさんおしゃべりをして、リフレッシュした1日でした。またTampereへ行きたい。調査に追われない、私的な旅がしたいです。いつ叶うでしょうか?   *自撮りは難しい

2020年

9月

15日

ごほうび3泊4日

「故郷の 訛り懐かし 停車場の中にそを聴きに行く」(石川啄木)At 上野駅

先週末、思い立って飛行機を予約し、関西へ飛びました。伊丹往きの待合で関西弁が聞こえて、ああこの感じやわ~と納得。

天満橋同期会、梅田ママ友会、高槻長男の家、次男とお買い物、8か月分の再会を楽しみしました。散財もね(笑)。関西の滋養がじわーと効きました。Cたんはお正月に

買ったげたアンパンマンのくつが(足が成長して)もう履けなくなっていました!

コロナであっても着実に成長したんだね。もうkidsになってしまった(少し私の専門領域でちゃった)。次はお正月まで、みんな元気でありますように。そんな短~い夏休みでしたが、満足感一入~お宝たちの顔を見てほっとしました。帰札すると秋。さあ、がんばろうか。

2020年

9月

02日

中学家庭科の教科書を選ぶ

令和2年度札幌市教科書用図書選定審議会委員のお役目を頂き、5月から教育委員会へ通いました。最終的に選定するのは教育委員ですが、その前段階で教科書の比較研究をする貴重な経験をさせていただきました(このたび、市のHPで公開されたので話題にできるようになりました)。

選定された中学家庭科の教科書は、LGBTやネウボラについて言及された先駆的なもの、時代が動いていくのを感じました。

今年はなかなか研究が進まないのですが、「社会変革に貢献する」というミッションを改めて胸に温めています。

ようやく月末から対面授業が始まります。高校時代からツイッターでジェンダーに関心を持ち、いつかちゃんと勉強したいと思っていた。大学に入ったらジェンダー論がある、ゼミもある、ラッキー!と思ってゼミを選んでくれた学生がいます。そんな風に出会えた私もラッキー!です。かつて私がそうであったように、私の本やHPを見て学科を選んでくれる学生が、少しでも現れたらいいなあと思いつつ。

アレンジ3作目、同僚評は「自由奔放」らしいです。教科書はなし。楽しいです・笑

2022年

6月

04日

カンレキ❣

お久しぶりです。

5月2日に還暦を迎えました。華やかな赤い花束で同僚の先生方が祝ってくれました。赤い花、自分で買ったことはない色ですがとても気持ちがUp。こういう色も似合うように齢を重ねていけるといいですね。

年齢に逆行するような週11コマの授業と、1年生担任としての細やかな対応、入試部委員のハードな仕事と気の抜けない日々を送りながら細く長く研究仕事をしています。ただただ燃え尽きないように祈りつつ。60代の目標は穏やかな第二の人生への移行、まずは健康です。 *サプライズ!

2022年

1月

30日

春よ来い

何冬振りかで大雪になった、どれくらい大雪かというとざっと平地の雪の壁が3mくらい。

新しい冬タイヤなのに雪道がすれ違えない!バンパーを落とす車続出。もちろんスノーブーツでも滑って怖い。いつのまにか家にこもり、宝塚の家で使っていたダイニングテーブルで仕事をした(一人だととても広い。喜んでいいのかどうか)。

去年はまったく何も書けなかったけど、今年は4本中今3本目を書いている。紀要が2本と本の分担が2本。zoomでの講演も4本やったので復帰できたかなあ。私の場合好事魔多しで「元気そうですね」と言われる時が要注意。次年度は責任のある学内外のお仕事が次々と来てしまっている(涙)。学生「先生は何型ですか?」N「何型と思う?」学「O型?」N「よくそう言われるけどw」学「えっ??」(授業中もあわあわしてるやん)Bには見えないらしいということで、なぜか安心しました。そういえば全員BとOのゼミあったよね(笑)。みんな今どうしているだろうか。「まあいいか」とお気楽に生きていればいいけど。

あと6年ムリせず楽しく暮らせますように。このイラストは人間生活学科の三人娘が、就職してから集まっているという設定。将来の夢を語っているのかな。新しい年度は3年ゼミ9人、4年ゼミ5人、そしてもうすぐ卒業するゼミ生6人。クラス担任をする新1年生は何人かな?

 

2022年

1月

22日

2022 癸寅

新年は大雪と仕事でばたばたと開けました。今年は一つの節目と思っていた還暦の寅です。仲の良い友人(地方公務員)が「あと1年(で定年だ)」と嬉しそうにしているのがうらやましい。22歳から奉職した彼女と32歳で専任職になった私はキャリアが違いますが、齢は同じです。60代のキーワードはひとえに「健康」で過ごしたいと思います。

東京の母が、60年に一度の(?)新年プレを送ってくれました。西陣織の寅柄のぬいぐるみです。母は今年90歳、まだ本を書いています(幸せだね)。「5年後の妹の還暦は覚えていられるかしら?」と笑って言えるところが自信アリアリですな。

私はこの頃Youtubeを視聴することが増え、学生たちに「スパチャってなに?」と教えてもらっています。今更ですが大学教員は稼ぎが少ないので、定年後はYoutuberはどうかと考えたりww。投げ銭はもらえませんが、今年も学生に「時々やさしさが跳んでくる」と評価されるような授業をしていけたら^^。どうぞよろしくお願いします。

2021年

12月

19日

クリスマスケーキまであと2日

秋をとびこして冬になってしまいました。なんといっても、12月15日の卒業論文締切を終えないと動きが取れません。今年は6羽のひなの巣立ちを給餌した感がありました。この先学んだことを生かしていってもらえたら。体調に気を付けてなんとか年末までサバイブできたのは、リモートではなく対面授業ができたことにもに助けられたと思います。やはり自分は昭和の先生なのだと思いました。

お正月は休息も兼ねて札幌で過ごすことにしました。帰省してくるみなさんを待ってます。関西へは2月に。彦根でひこにゃんと共演です。

大雪が積もっています。なんだかんだ言って、雪がある方が元気になる自分がおかしい。どうぞよい年末年始を!

*急いで飾ったツリー。上の方が密に^^;

 

2021年

9月

23日

八雲に行ってきました

秋のオープンキャンパス、大学院入試に続き、教育実習巡回へいきました。家庭科教員を目指す学生たちが母校にお世話になります。今年のゼミの教職受講生は2人なので、20園近く廻った保育学科時代に比べると担当数は格段に少なくなりました。ただ、全道に広がっているのは変わりなく、昨日は八雲まで日帰り運転をしました。片道3時間半、すっかり北海道の人になったと思いました。沿道では紅葉が始まっていました。

八雲は徳川家が入植して開拓した街。桧山北の基幹校で創立100年の八雲高校は校庭が広くて芝生で、ヨーロッバの学校のようでした。生徒たちは生き生きとして見えました。進学は本州に出る生徒さんが多いそうです。

道南まで行くと札幌が奥地に思えるのが不思議です。立つ位置によって、物事の見え方がちがうことをしみじみ感じます。今年で札幌暮らし合計22年、関西の22年に並びました。

定年後は海外で学ぶことを夢見ています(今のところただの夢です・笑)。

2021年

8月

30日

女子会

ここに書く楽しい記事がないなあ。なんとなくそう思っていた時、Youtubeで「沢田研二がジュリーになるまで」というタイトルが目に留まりました。20代のジュリーが素顔で出てきて、顔を剃りお肌の基礎をしっかりつくってメイクとヘアを整え、みるみるうちに舞台の顔になる動画でした。すごい。

先日、恒例の「前期終了おつかれさま女子会」でランチにいきました。この日は下地に時間をかけてみました。美容院さえいけてない日々を省みて。つかのまのストレス解消になりました。

この2年はずっとリモート仕事で、研究・教育・学務・社会活動、女性としてもスキーヤーとしてもテンションが下がってしまっています。なにか支えが欲しいと思う時、やはり私の「希望」はこつこつと続けている研究なのかなあと感じています。この先を楽しんでいけたら。

ジュリーの還暦コンサート、体型は変わったけど歌は変わっていなかったです。素敵です。

 

2021年

8月

19日

SAPPORO2021

北海道にしてはたいそう長い猛暑日が17日間続いた。97年ぶりの記録だそうである。

マラソンを札幌会場に移され走らされた選手たちは、約1/3がリタイヤし搬送され、見るに堪えない惨劇。夜寝てから明日のレースの時間が前倒しされた選手はたまったものではなかったろう。

研究室で集中講義をしていた私もくらくらした。

五輪の閉会式と共に札幌の暑さは収まった。とはいえ、予想通りコロナ感染が爆発的に蔓延している。五輪の強行で得たものは何だったのか、さすがに説明してほしい。こんなに心躍らない五輪は人生でかつてなかった。どこがアスリートファーストでどこが復興五輪だったのか。

お盆も仕事がある私たちは、引き続き採点や前期の業務整理をしている(締め切りは8月23日)。今年も夏休みなんてないし。倒れなかっただけでよしとしよう。もう2021なのにTOKYO2020。ワクチン2回目は副反応の発熱でこれもくらくら。やるせない夏でした。

すっかり元気そうだねと言われるけど、こういう時が危ないのでおとなしくしています。 

★帰国した妹たちと小樽芸術村へ。心が落ち着きました。

2021年

7月

03日

Julyやね

あっという間に7月です。コロナ生活2年目、リモートの音入れも体調も去年よりはだいぶ安定しました。週1回は10kmほど歩いています。今週は職域で1回目のワクチンをうってもらい、副反応の微熱が出たけれど気持ちの上でほっとしました。

孫のCたんが3歳になりました。この3年はとても速かった。さしたる研究はできておらず、これまでのデータをまとめる作業や、友達の学会お手伝いオファーに「受付なら」と答えたら基調講演だったなど(笑える)、思わぬところで最後の花を咲かせております。描いていた社会変革の夢までは届きそうもないけど、研究と教育の年月は楽しかった(時代もおいついてきたかな)と納得するこの頃です。

お花とかネコとかFinlandのものとか、好きなものに携わる時間が少し増えました。

研究室には大好きなBlue Starとマリメッコを。

2021年

5月

10日

復活の誕生月

4月12日から1週間対面授業をして喜んでいたら、また感染が増えて2週間休講になってしまいました。札幌も酷いけれど、インドより病床が足りない大阪の息子達も心配です。GWは少しウツウツとして桜を眺めていました。いつまでこんな日々が続くのだろう。

昨日は、M先生と20,000歩14キロを歩きました。円山の桜並木を通って、北海道神宮でお参り。おみくじは吉でした。

最後に暮れなずむ山並みをみながら、札幌駅近くのモリエールでおいしいものを少しいただきました。ちょっと自信回復。「もともと歩けるんだから!」と週1回のウォーキングに連れ出してもらえるのは感謝に堪えません。病気のデパートになったような気持ちに陥ることもあった冬でしたが、歩きやすい靴を新調して初夏を満喫します。

2021年

4月

04日

お友達やで

12回目の長い冬が終わりつつあります。秋から不整脈の調子がよくなく、仕事を続けられるか?何度も問答しました。主任とコロナ禍がしんどかったのだと思います。

新年度はムリしないように再出発。幸い、コマを少し減らしてもらうことができました。年齢と体調を自覚していきます。

3月末に桜満開の大阪を訪れました。

お正月には「友達」という概念を持っていなかったCたん(2歳9か月)がまる1日遊ぶ途中で「お友達になって!」と言ってくれました。「いいよ!」と快諾^^夕食時「パパもなちこしゃんとお友達になって!」と取り持ってくれました(戸惑う長男)N「パパとは前からお友達やでなw」R「せやな」。血縁に関係なく、しぜんと気が合ってお友達リクエストをもらえたことは望外の喜びでした。

別の日には、倶知安まで車で卒業生の子ども(0歳、1歳)に会いに行きました。沢山食料を積んで、子守をして、ママとおしゃべりをして(リフレッシュした!と言ってもらい)、私がしたかった「産後シッター」ができました。倶知安は高速ができてわずか1時間半。天狗山のどまんなかにできたトンネルに入った時には衝撃でした。

定年まであと6年、少しゆっくりめに歩いていきます。  *親亀、子亀、マゴ亀

 

2021年

2月

27日

研究と主婦と比較文化

昨日はHeisinki大学のTronenn先生とZoomでお話しする機会をいただきました。私はFinland愛を青と白のカラーで表現しました。Finlandも経済的に苦しい傾向にあることなどを教えていただきました。

週末はキッチンを磨き、降り続く雪を見ながら、2008年のブログを読んでいます。自分の書いたものをこんなに面白がれる人はめずらしいでしょう。「ここではないどこかへ」と思い続けた私の人生。体力が続かないことはわかってきたけれど、その思いはまだ続いています。*Fin色

2021年

1月

13日

来年は還暦

28日の授業終了から、お正月明けまで御蕎麦も食べずに寝ていました。こんなにつかれていたのかと納得しました。不得手なリモート授業の嵐。covidに伴うかつて見たことない主任の仕事量。教員に死人が出るのではないかと予想していたら、自分が倒れていました(笑)迷ったけれど、2日から4泊で大阪と神戸に行きました。

「いやいや期」のちまたんにスニーカー買わへん?と誘うと長靴が欲しいと言って聞きません。なかなか、自己主張と好奇心が強い感じ。パパは優しくて明るくて、とーまくん(叔父)は優しくて賢くて(大学教育の話をしても全く論破されてしまう)。ママは美人でやさしくて、いいメンバーに恵まれたね!ようやく「なちこしゃん」と呼んでくれました。心温まるひと時^^

まされる宝子にしかめやも。てっちり何年ぶり!

2020年

12月

25日

Silent Night

今日、締め切り前日に卒論が出そろいました。26年で一番くたびれた年でした。学生と年齢感性が離れていくモンダイもあるかもしれません。次年度は中学からLGBTの研究をしたかったというゼミ生を含め、ジェンダーに関心がある学生が多くいます。それに応えられるか?というより、一緒に道しるべを探していくのでしょう。いつまでこの仕事できるかな、このごろとみにそう思います。

大学からのケーキを取りに行けなかった私に、M先生が1階から登ってきてくれました。ああこのFEKAのありがたさ。グランドホテルのチョコレートケーキ、おいしかったです。家では鶏ももをローストしました。おいしかったです!「一人クリスマス」の様子はLINEで一人暮らし仲間の間を回りました。これが新しいライフスタイルなのかなと思いながら(一人暮らしの世帯は30%を超えて最も多いのだし)。

Merry Christmas Single Boys & Girls !

 

 

 

2020年

12月

02日

そして winter again

秋たけなわから、雪景色に飛んでしまいました。コロナの状況はよろしくなく札幌はクラスターの修羅場でした。この間に入試が2回あり、11月初旬にリモートに戻りました。

がたがたしました。大雪で車が出せない。キッチンの水漏れ、眼や耳が痛い、腱鞘炎(PCのせい)、眠れないと悩みながら学務をやりました。月末に予算案を提出して学科のクリスマスツリーを飾りました。アドベントです。そうだ❣と思って、はらいふフリースクールにもツリーを贈りました。サンタさんが来るといいよね。

心の中では関西に帰りたい~と思っているのですが、長男に「マンションなんて買わないで、日本のどこかに子育て支援の拠点を作ってほしい」と言わてしまった;;私の専門性を最後に落とすのはどこ?

還暦に向けてゆるゆる考えます。

ひとつだけうれしかったのは当別町のスウェーデン交流センターに取材に行ったことでした!

 

2020年

10月

23日

秋たけなわ

後期は9コマ授業があって、次年度はまたふえてしまうので、どうしよう。それよりなにより、主任のお仕事、予算、人事、入試、次年度課程表・・が背中に乗っています。だれとも口をききたくないくらいオーバーワークに陥ることもあります。

そんな時に徳光珈琲店につきあってくださる同僚の大先輩に助けていただいています。助けてえ。土日はどうしているか聞かれ「仕事しているか、寝てるか」と答えて自分でも笑ってしまいました。WLBはどこへ?

そんなせちがらい日々のなかで、うれしいことがひとつ。北海道には科研友達がいなかったのですが、このたび新しいグループでの申請が叶いました。ジェンダーの知見を請われてのコラボ。通るといいなあ。11年の歩みをずっしりと感じています。  *キャンパスの栗。10月は毎年多忙。温泉いきたい!

 

2020年

10月

10日

座長つれづれ

学会の座長や司会をした経験はかなり多い。フロアから質問や意見がでないときは自分が質問したり、タイムキーパーをしつついい雰囲気にまとめたり。自分に向いている役割だと思っていたけれど、今年は「Zoomで座長」の依頼を受けた。めっちゃ緊張。朝早く研究室に学会出張する。

オーディエンスの顔がみえなくて、話をふりたくても誰がいるかわからない。そこで「Uさんコメントをお願いします!」といちかばちか大先輩の名を呼んでみた。Uさんの映像がぱあっと出てそれはもう神々しくみえた。期待通りのコメントをいただいた。期待通りの仕事をすることの大切さ、そしてzoomで座長を務めることができた安堵感。実は今年は26年目にして初めて学会報告ができなかった年でした;;(リモートの重圧ものしかかっていました)。もしかしたら来年は報告できるかも(できればLiveがいいですが)。

Shinydays when you were mine(小柳ゆき)_早くLiveで歌いたい!!

2020年

10月

03日

対面授業始まる!

火曜日から対面授業が始まりました。1年生がたくさん受講してくれて、とくに共通教養科目のジェンダー論は椅子取りゲームみたいになりました。今年は密を避けるために席を間引いてあるので花川キャンパスで一番大きい教室が満席で86名、受講登録者も86名。「登録してないけど受講したいです!今日来たら座れたのでお願いします」って嬉しいけど、今日お休みの人もいるかもしれないし立ち見になったり密になったら困るし;;「後で教務課にいってみてね」と捌いたり。PCがスタックして「だれか助けて!」と学生に助けてもらったり。授業終わりに「少してんねんなところがありますが、よろしくお願いします(笑)」と頭を下げると、今年度初めての爆笑でした(本当は少しじゃなくて「かなり」ですね)。

一方で「女性と法律」1科目だけをリモート開講にすると(これも密を避けるため)学校にこないで受講できるメリットから3,4年生がたくさん追加登録してくれました。新しい生活様式ですね。「学生とともに学ぶ」ことが私の生きがいのひとつであると実感した2020年です。

*原先生が「ジェンダーを学ぶことは暗いことなのか?」と問題提起されていました。以後、なるべく明るいイメージを心がけています。

2020年

9月

26日

こっちむいてMoomin

9月最後の週末、札幌市芸術の森美術館へムーミン展を見に行きました。初秋の芸術の森は、銀杏が黄色に、ナナカマドは赤く色づいていました。あとひと月くらいでタイヤを履き替える季節です。あっという間に日暮れが早くなっています。北ですよねえ。

この日は初期のペン画のムーミンを中心に、たくさんの原画を見ることが出来ました(よく貸し出してくださったと思いました)。私が最も心惹かれるのは、第二次世界大戦中に発行されたGARAMという風刺雑誌で、そこでムーミンが戦争や化学兵器に反対しています。国民を代表してムーミンに語らせたトーベ・ヤンソンはすごい人で、彼女の本を次々と翻訳している真弓さんのような仕事がしたかったなと思うこの頃です。私なりに学生にムーミンの存在意義を伝えていこうと、ミュージアムショップでは嬉々として本を買いました^^。六花亭の喫茶店でたくさんおしゃべりをして、リフレッシュした1日でした。またTampereへ行きたい。調査に追われない、私的な旅がしたいです。いつ叶うでしょうか?   *自撮りは難しい

2020年

9月

15日

ごほうび3泊4日

「故郷の 訛り懐かし 停車場の中にそを聴きに行く」(石川啄木)At 上野駅

先週末、思い立って飛行機を予約し、関西へ飛びました。伊丹往きの待合で関西弁が聞こえて、ああこの感じやわ~と納得。

天満橋同期会、梅田ママ友会、高槻長男の家、次男とお買い物、8か月分の再会を楽しみしました。散財もね(笑)。関西の滋養がじわーと効きました。Cたんはお正月に

買ったげたアンパンマンのくつが(足が成長して)もう履けなくなっていました!

コロナであっても着実に成長したんだね。もうkidsになってしまった(少し私の専門領域でちゃった)。次はお正月まで、みんな元気でありますように。そんな短~い夏休みでしたが、満足感一入~お宝たちの顔を見てほっとしました。帰札すると秋。さあ、がんばろうか。

2020年

9月

02日

中学家庭科の教科書を選ぶ

令和2年度札幌市教科書用図書選定審議会委員のお役目を頂き、5月から教育委員会へ通いました。最終的に選定するのは教育委員ですが、その前段階で教科書の比較研究をする貴重な経験をさせていただきました(このたび、市のHPで公開されたので話題にできるようになりました)。

選定された中学家庭科の教科書は、LGBTやネウボラについて言及された先駆的なもの、時代が動いていくのを感じました。

今年はなかなか研究が進まないのですが、「社会変革に貢献する」というミッションを改めて胸に温めています。

ようやく月末から対面授業が始まります。高校時代からツイッターでジェンダーに関心を持ち、いつかちゃんと勉強したいと思っていた。大学に入ったらジェンダー論がある、ゼミもある、ラッキー!と思ってゼミを選んでくれた学生がいます。そんな風に出会えた私もラッキー!です。かつて私がそうであったように、私の本やHPを見て学科を選んでくれる学生が、少しでも現れたらいいなあと思いつつ。

アレンジ3作目、同僚評は「自由奔放」らしいです。教科書はなし。楽しいです・笑

2016年

9月

22日

新しいHPを公開しました

14年ぶりにHPを新しくしました。今までのサーバを閉じるため、14年分の活動日記をプリントアウトしました。1800以上の記事、重たいです。「どうやって保存するのか」を考えると同時に「なんのために書くのか」を問い直す機会になりました。

研究結果を学会や論文だけに終わらせず、広く発信するために「おとしていく」ことの大切さを感じる一方で、私にとってのHPは「お仕事」ではなく、世のためでもなく、好きなときに好きな話題を綴りたいのだという気持ちを再確認しました。

大学教員生活22年、札幌生活も8年になりました。この間、思うようにならないことも多々ありましたが、自分にうそをつかないように生きてきたつもりです。息子たちは26歳と23歳の青年になりました。私自身は体力の衰えを感じつつ、次男がTuba留学を希望しているため(!)まだもうしばらく働らこう・・と思っています。

北欧調査から、日本の家族政策を動かすようなデータを積んでいきます。

これからもよろしくお願いします。

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2016年

10月

02日

フィンランド往き

10月6-16日まで、2回目のフィンランド調査にでかける準備をしています。

10月になったのは、共同研究者が10月から半年サバチカル(研究休暇)をもらえたから。私は札幌に着任以来はじめて1週間休講して、この時期に出かけることになりました。

もう紅葉の盛りを過ぎて寒いフィンランドですが、秋から冬になるフィンランドも一度体験したい。どんなふうに長い冬を迎える工夫をしているのか、みるのを楽しみにしています。

もちろん休暇にいくのではなく、今年はハメーリンナという町の専門科学大学でネウヴォラ・ナースの養成課程を中心にフィールドワークに行きます。子育ての社会化や子育て支援の専門家としての標準化をどのように行っているのか。北大留学生だったJさんに調査の通訳をお願いしました。

この週末はインタビュー項目や、荷物や、もろもろの準備に追われています。学務が忙しい秋にもってきた今年のヤマバ、私自身も冬をうまく迎えられるように楽しんできます。

 

 

 

 

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2016年

12月

15日

2016もあと少し

例年11月から年末にかけて「なんで?」と思うような多忙な日々が続きます。

14日、ようやく子育て支援を打ち上げて、卒論の最後2人を提出させて・・・その夜の教授会は体調不良でかつて記憶にない途中退席。熱を出してしまうという私らしいオチでした。

毎年、欲張ってしまったなぁ、もう少し仕事を間引かないとと思うのですが、やりたいこととやらねばならないことが山積みになっています。フィンランド協会のPikku Jouluも、初滑りもみんな楽しかったけれど体力の総量が追い付かない;;

そうそう10日には1日に63cmも雪が降りました。雪かきや雪下ろしの仕事も効いています。

 

あと1週間はいろいろな会があり、東京で仕事納めを終えたら新潟の温泉に遠征します。

どこで2017年を迎えるかは今年もスナフキンです。

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2017年

1月

03日

2017年もよろしくお願いします

年末年始は暖かい東京で過ごしました。

毎日青空だし雪はないし身体的にはラクだねえと感じましたが、人が多くて電車の乗り換えが難しく、すっかり道民になった私は毎日迷っていました。

友人や親せきと会ったりマリメッコ展へ行ったり。

年末には越後湯沢の温泉に1泊しました。寝落ちをするまで友人と研究のフォーカスの話をして、とてもいい時間でした。

12月後半はかなりミゼラブルでした。ウィルス性の胃腸炎に罹って点滴につながれ(卒論でたびれていたのでしょう)、おかゆばかり食べていました。

やつれたけど、やせていません;;残念です。

今年はワーク・ライフ・バランスを見直して、ムリせず生活を楽しむ1年にします。  

*10月のTampereで、今年は独立100年です

 

 

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2017年

2月

02日

立春は地吹雪

寒いです~今年初めて車で滑りました。

さすがに暖かいところにいきたいこの頃です。その一方で、寒さにもおおらかさにも慣れて北海道の人になったなぁと思うことが増えた8年目(出戻りです・笑)。

まだ関西弁で笑いとオチのあるおしゃべりができるでしょうか・・・。

明日で後期の授業が終わります。春休みですか?と思われがちな私たちですが、2月の手帳はすごい。入試と成績付けと色々な〆切が満載です。こういう時にしかできない仕事があり、お正月の充電がもう切れた感じ;;

スキーをして元気出しています。なぜか腕がきんにくつう。

*羊蹄山の真向いの尻別山山頂から。洞爺湖や太平洋、遠くの山々までパノラマで見えます。

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2017年

3月

07日

3月の活動いろいろ

2年間続いた入試副委員長が終わり(正確にはまだ春のオープンキャンパスを残しています)ました。一息つく暇はなく、科研の研究会、研究費の〆、社会活動、論文執筆などなどに追われています。リフレッシュにはスキーをしています。先月は新雪を滑ることができました。

髪をひっつめてデスクに向かう姿は歳を重ねても変わりませんね。この先、関西で研究会や次男のコンサート、長男のコミュニティハウス訪問などを楽しみにしています。

卒業式をはさんで後半は、在学生卒業生のゼミ会が怒涛のようにあります。これも教員の醍醐味でしょうが、もう体力が続かないのが悲しいところです;;

*北海道子どもの虐待防止フォーラムで。フィンランドの話をしました

 

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2017年

3月

31日

Congraturations!

今年のゼミメンは10人中6人が公務員保育士に(民間の幼稚園と保育園が各1、進学1、日本郵政1)とみんな自分の道を見つけて羽ばたいていきました。

春休み(?)は関西→函館→ニセコとアクティブに過ごしました。月末の幼稚園春休みウィークには、ゼミ会が4つ(ダブルヘッダーの日も!)、今年30歳になる藤一期生ゼミは育休中子連れママ、妊娠中プレママ、幼稚園の主任2人の多様なライフスタイルで再会できたことをとてもうれしく感じました。卒業生が同志になっていく喜びと、また学びたいと言ってくれる喜び。

こうして札幌8年目が終わりました。ちゃんとFinland調査の論文も書きましたよ!

と書くとまるで順風万帆かのようですが、オープンキャンパスを終えたら脱力でした~

5月には50代も後半に入ります~体力を勘案しつつ、9年目の青写真を描いています。

 

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2017年

4月

09日

まだ春浅い道

道路の雪が溶けて、スキーを片付けて自転車を出しました。昨年の春、自転車屋のおじさんに「よく似合うよ」と言われて買った黄色のマウンテンバイク(こんな色は人生で初めて)。おかげで行動範囲が広がりました。いつか羊蹄山の周りを走ってみたい(で、できるかな^^;)。

通学路に自転車専用道路があるのは札幌ならでは。景観もいいです。でも、まだ風が冷たくて絶句します。TVで本州の桜満開のニュースを見るとああ・・と思います。隣の芝生はきれい。人は欲深いものですね。

明日から新年度の授業が始まります。大学院の授業を取りたい院生がきてくれて、社会人の聴講生が来てくれて、現代社会を多角的に切り取りながらともに学びたいと思います。そうそう、今年のテーマはワークライフバランスでした。仕事ばかりにならないよう心がけます。

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2017年

4月

30日

新年度

2017年度、新学期早々震度6級の出来事があり、あたふたした1か月でした。

現勤務校で9年目になる今年は、ある意味集大成の年となりそうです。

研究関心はフィンランドにとどまらず北欧4か国のジェンダー政策へと広がりつつあります。今夏はスェーデンを訪ねたいと考えています。もっと英語ができるようになりたい。今更ですが切実にそう思います。フィンランド語講座は3年目に入りましたが、慣れただけ?

4月25日、ノルウェーのジェンダー研究者のシンポを聴きにお茶大へ日帰りしました。

ジェンダー研の周辺は変わっていませんでした。懐かしさとともに初心を想い出しました。

学び続けようと訪ねた日から30年近くが経ち、どれほどのことがなしえたかという思いと、よく投げ出さずにきたという思いとが交錯します。

飛行機で既に冷房が効いていたのが衝撃でした!GWに桜が咲かない札幌市民としては。

遅咲きの私には、北欧に近いこの気候があっているかもしれません。

今年度も、ぼちぼちいきます。

 

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2017年

5月

20日

おててつないでイエローT

4月26日(水)から、今年度の子育て支援をオープンしました

見慣れた顔や初めてのお顔、卒業生が子どもを連れてくるなどなど、たくさんの方が来てくださいました。今年の3年生は裏の授業の影響で受講人数が少ないのですが、代わりに空き時間の4年生が7名助っ人に来てくれました。4年生はみていても安心でありがたいです。私が目指していた、縦横斜めの繋がりやいろいろな関係性ができてきました。

この授業をふりだしに大学院まで、前期は週7コマの授業があります。4月5月は人事のごたごたに加えて学部戦略会議広報WG座長を拝命、フィンランド調査の計画は進まず、気持ちが追い詰められました。胃がひどく痛み、明日はとうとう胃カメラを飲むことになりました;;仕事縮小??どうしたらいいのか・・・。5月後半の八重桜満開です。

2022年

6月

04日

カンレキ❣

お久しぶりです。

5月2日に還暦を迎えました。華やかな赤い花束で同僚の先生方が祝ってくれました。赤い花、自分で買ったことはない色ですがとても気持ちがUp。こういう色も似合うように齢を重ねていけるといいですね。

年齢に逆行するような週11コマの授業と、1年生担任としての細やかな対応、入試部委員のハードな仕事と気の抜けない日々を送りながら細く長く研究仕事をしています。ただただ燃え尽きないように祈りつつ。60代の目標は穏やかな第二の人生への移行、まずは健康です。 *サプライズ!

2022年

1月

30日

春よ来い

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2022年

1月

22日

2022 癸寅

新年は大雪と仕事でばたばたと開けました。今年は一つの節目と思っていた還暦の寅です。仲の良い友人(地方公務員)が「あと1年(で定年だ)」と嬉しそうにしているのがうらやましい。22歳から奉職した彼女と32歳で専任職になった私はキャリアが違いますが、齢は同じです。60代のキーワードはひとえに「健康」で過ごしたいと思います。

東京の母が、60年に一度の(?)新年プレを送ってくれました。西陣織の寅柄のぬいぐるみです。母は今年90歳、まだ本を書いています(幸せだね)。「5年後の妹の還暦は覚えていられるかしら?」と笑って言えるところが自信アリアリですな。

私はこの頃Youtubeを視聴することが増え、学生たちに「スパチャってなに?」と教えてもらっています。今更ですが大学教員は稼ぎが少ないので、定年後はYoutuberはどうかと考えたりww。投げ銭はもらえませんが、今年も学生に「時々やさしさが跳んでくる」と評価されるような授業をしていけたら^^。どうぞよろしくお願いします。

2021年

12月

19日

クリスマスケーキまであと2日

秋をとびこして冬になってしまいました。なんといっても、12月15日の卒業論文締切を終えないと動きが取れません。今年は6羽のひなの巣立ちを給餌した感がありました。この先学んだことを生かしていってもらえたら。体調に気を付けてなんとか年末までサバイブできたのは、リモートではなく対面授業ができたことにもに助けられたと思います。やはり自分は昭和の先生なのだと思いました。

お正月は休息も兼ねて札幌で過ごすことにしました。帰省してくるみなさんを待ってます。関西へは2月に。彦根でひこにゃんと共演です。

大雪が積もっています。なんだかんだ言って、雪がある方が元気になる自分がおかしい。どうぞよい年末年始を!

*急いで飾ったツリー。上の方が密に^^;

 

2021年

9月

23日

八雲に行ってきました

秋のオープンキャンパス、大学院入試に続き、教育実習巡回へいきました。家庭科教員を目指す学生たちが母校にお世話になります。今年のゼミの教職受講生は2人なので、20園近く廻った保育学科時代に比べると担当数は格段に少なくなりました。ただ、全道に広がっているのは変わりなく、昨日は八雲まで日帰り運転をしました。片道3時間半、すっかり北海道の人になったと思いました。沿道では紅葉が始まっていました。

八雲は徳川家が入植して開拓した街。桧山北の基幹校で創立100年の八雲高校は校庭が広くて芝生で、ヨーロッバの学校のようでした。生徒たちは生き生きとして見えました。進学は本州に出る生徒さんが多いそうです。

道南まで行くと札幌が奥地に思えるのが不思議です。立つ位置によって、物事の見え方がちがうことをしみじみ感じます。今年で札幌暮らし合計22年、関西の22年に並びました。

定年後は海外で学ぶことを夢見ています(今のところただの夢です・笑)。

2021年

8月

30日

女子会

ここに書く楽しい記事がないなあ。なんとなくそう思っていた時、Youtubeで「沢田研二がジュリーになるまで」というタイトルが目に留まりました。20代のジュリーが素顔で出てきて、顔を剃りお肌の基礎をしっかりつくってメイクとヘアを整え、みるみるうちに舞台の顔になる動画でした。すごい。

先日、恒例の「前期終了おつかれさま女子会」でランチにいきました。この日は下地に時間をかけてみました。美容院さえいけてない日々を省みて。つかのまのストレス解消になりました。

この2年はずっとリモート仕事で、研究・教育・学務・社会活動、女性としてもスキーヤーとしてもテンションが下がってしまっています。なにか支えが欲しいと思う時、やはり私の「希望」はこつこつと続けている研究なのかなあと感じています。この先を楽しんでいけたら。

ジュリーの還暦コンサート、体型は変わったけど歌は変わっていなかったです。素敵です。

 

2021年

8月

19日

SAPPORO2021

北海道にしてはたいそう長い猛暑日が17日間続いた。97年ぶりの記録だそうである。

マラソンを札幌会場に移され走らされた選手たちは、約1/3がリタイヤし搬送され、見るに堪えない惨劇。夜寝てから明日のレースの時間が前倒しされた選手はたまったものではなかったろう。

研究室で集中講義をしていた私もくらくらした。

五輪の閉会式と共に札幌の暑さは収まった。とはいえ、予想通りコロナ感染が爆発的に蔓延している。五輪の強行で得たものは何だったのか、さすがに説明してほしい。こんなに心躍らない五輪は人生でかつてなかった。どこがアスリートファーストでどこが復興五輪だったのか。

お盆も仕事がある私たちは、引き続き採点や前期の業務整理をしている(締め切りは8月23日)。今年も夏休みなんてないし。倒れなかっただけでよしとしよう。もう2021なのにTOKYO2020。ワクチン2回目は副反応の発熱でこれもくらくら。やるせない夏でした。

すっかり元気そうだねと言われるけど、こういう時が危ないのでおとなしくしています。 

★帰国した妹たちと小樽芸術村へ。心が落ち着きました。

2021年

7月

03日

Julyやね

あっという間に7月です。コロナ生活2年目、リモートの音入れも体調も去年よりはだいぶ安定しました。週1回は10kmほど歩いています。今週は職域で1回目のワクチンをうってもらい、副反応の微熱が出たけれど気持ちの上でほっとしました。

孫のCたんが3歳になりました。この3年はとても速かった。さしたる研究はできておらず、これまでのデータをまとめる作業や、友達の学会お手伝いオファーに「受付なら」と答えたら基調講演だったなど(笑える)、思わぬところで最後の花を咲かせております。描いていた社会変革の夢までは届きそうもないけど、研究と教育の年月は楽しかった(時代もおいついてきたかな)と納得するこの頃です。

お花とかネコとかFinlandのものとか、好きなものに携わる時間が少し増えました。

研究室には大好きなBlue Starとマリメッコを。

2021年

5月

10日

復活の誕生月

4月12日から1週間対面授業をして喜んでいたら、また感染が増えて2週間休講になってしまいました。札幌も酷いけれど、インドより病床が足りない大阪の息子達も心配です。GWは少しウツウツとして桜を眺めていました。いつまでこんな日々が続くのだろう。

昨日は、M先生と20,000歩14キロを歩きました。円山の桜並木を通って、北海道神宮でお参り。おみくじは吉でした。

最後に暮れなずむ山並みをみながら、札幌駅近くのモリエールでおいしいものを少しいただきました。ちょっと自信回復。「もともと歩けるんだから!」と週1回のウォーキングに連れ出してもらえるのは感謝に堪えません。病気のデパートになったような気持ちに陥ることもあった冬でしたが、歩きやすい靴を新調して初夏を満喫します。

2021年

4月

04日

お友達やで

12回目の長い冬が終わりつつあります。秋から不整脈の調子がよくなく、仕事を続けられるか?何度も問答しました。主任とコロナ禍がしんどかったのだと思います。

新年度はムリしないように再出発。幸い、コマを少し減らしてもらうことができました。年齢と体調を自覚していきます。

3月末に桜満開の大阪を訪れました。

お正月には「友達」という概念を持っていなかったCたん(2歳9か月)がまる1日遊ぶ途中で「お友達になって!」と言ってくれました。「いいよ!」と快諾^^夕食時「パパもなちこしゃんとお友達になって!」と取り持ってくれました(戸惑う長男)N「パパとは前からお友達やでなw」R「せやな」。血縁に関係なく、しぜんと気が合ってお友達リクエストをもらえたことは望外の喜びでした。

別の日には、倶知安まで車で卒業生の子ども(0歳、1歳)に会いに行きました。沢山食料を積んで、子守をして、ママとおしゃべりをして(リフレッシュした!と言ってもらい)、私がしたかった「産後シッター」ができました。倶知安は高速ができてわずか1時間半。天狗山のどまんなかにできたトンネルに入った時には衝撃でした。

定年まであと6年、少しゆっくりめに歩いていきます。  *親亀、子亀、マゴ亀

 

2022年

6月

04日

カンレキ❣

お久しぶりです。

5月2日に還暦を迎えました。華やかな赤い花束で同僚の先生方が祝ってくれました。赤い花、自分で買ったことはない色ですがとても気持ちがUp。こういう色も似合うように齢を重ねていけるといいですね。

年齢に逆行するような週11コマの授業と、1年生担任としての細やかな対応、入試部委員のハードな仕事と気の抜けない日々を送りながら細く長く研究仕事をしています。ただただ燃え尽きないように祈りつつ。60代の目標は穏やかな第二の人生への移行、まずは健康です。 *サプライズ!

2022年

1月

30日

春よ来い

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2022年

1月

22日

2022 癸寅

新年は大雪と仕事でばたばたと開けました。今年は一つの節目と思っていた還暦の寅です。仲の良い友人(地方公務員)が「あと1年(で定年だ)」と嬉しそうにしているのがうらやましい。22歳から奉職した彼女と32歳で専任職になった私はキャリアが違いますが、齢は同じです。60代のキーワードはひとえに「健康」で過ごしたいと思います。

東京の母が、60年に一度の(?)新年プレを送ってくれました。西陣織の寅柄のぬいぐるみです。母は今年90歳、まだ本を書いています(幸せだね)。「5年後の妹の還暦は覚えていられるかしら?」と笑って言えるところが自信アリアリですな。

私はこの頃Youtubeを視聴することが増え、学生たちに「スパチャってなに?」と教えてもらっています。今更ですが大学教員は稼ぎが少ないので、定年後はYoutuberはどうかと考えたりww。投げ銭はもらえませんが、今年も学生に「時々やさしさが跳んでくる」と評価されるような授業をしていけたら^^。どうぞよろしくお願いします。

2021年

12月

19日

クリスマスケーキまであと2日

秋をとびこして冬になってしまいました。なんといっても、12月15日の卒業論文締切を終えないと動きが取れません。今年は6羽のひなの巣立ちを給餌した感がありました。この先学んだことを生かしていってもらえたら。体調に気を付けてなんとか年末までサバイブできたのは、リモートではなく対面授業ができたことにもに助けられたと思います。やはり自分は昭和の先生なのだと思いました。

お正月は休息も兼ねて札幌で過ごすことにしました。帰省してくるみなさんを待ってます。関西へは2月に。彦根でひこにゃんと共演です。

大雪が積もっています。なんだかんだ言って、雪がある方が元気になる自分がおかしい。どうぞよい年末年始を!

*急いで飾ったツリー。上の方が密に^^;

 

2021年

9月

23日

八雲に行ってきました

秋のオープンキャンパス、大学院入試に続き、教育実習巡回へいきました。家庭科教員を目指す学生たちが母校にお世話になります。今年のゼミの教職受講生は2人なので、20園近く廻った保育学科時代に比べると担当数は格段に少なくなりました。ただ、全道に広がっているのは変わりなく、昨日は八雲まで日帰り運転をしました。片道3時間半、すっかり北海道の人になったと思いました。沿道では紅葉が始まっていました。

八雲は徳川家が入植して開拓した街。桧山北の基幹校で創立100年の八雲高校は校庭が広くて芝生で、ヨーロッバの学校のようでした。生徒たちは生き生きとして見えました。進学は本州に出る生徒さんが多いそうです。

道南まで行くと札幌が奥地に思えるのが不思議です。立つ位置によって、物事の見え方がちがうことをしみじみ感じます。今年で札幌暮らし合計22年、関西の22年に並びました。

定年後は海外で学ぶことを夢見ています(今のところただの夢です・笑)。

2021年

8月

30日

女子会

ここに書く楽しい記事がないなあ。なんとなくそう思っていた時、Youtubeで「沢田研二がジュリーになるまで」というタイトルが目に留まりました。20代のジュリーが素顔で出てきて、顔を剃りお肌の基礎をしっかりつくってメイクとヘアを整え、みるみるうちに舞台の顔になる動画でした。すごい。

先日、恒例の「前期終了おつかれさま女子会」でランチにいきました。この日は下地に時間をかけてみました。美容院さえいけてない日々を省みて。つかのまのストレス解消になりました。

この2年はずっとリモート仕事で、研究・教育・学務・社会活動、女性としてもスキーヤーとしてもテンションが下がってしまっています。なにか支えが欲しいと思う時、やはり私の「希望」はこつこつと続けている研究なのかなあと感じています。この先を楽しんでいけたら。

ジュリーの還暦コンサート、体型は変わったけど歌は変わっていなかったです。素敵です。

 

2021年

8月

19日

SAPPORO2021

北海道にしてはたいそう長い猛暑日が17日間続いた。97年ぶりの記録だそうである。

マラソンを札幌会場に移され走らされた選手たちは、約1/3がリタイヤし搬送され、見るに堪えない惨劇。夜寝てから明日のレースの時間が前倒しされた選手はたまったものではなかったろう。

研究室で集中講義をしていた私もくらくらした。

五輪の閉会式と共に札幌の暑さは収まった。とはいえ、予想通りコロナ感染が爆発的に蔓延している。五輪の強行で得たものは何だったのか、さすがに説明してほしい。こんなに心躍らない五輪は人生でかつてなかった。どこがアスリートファーストでどこが復興五輪だったのか。

お盆も仕事がある私たちは、引き続き採点や前期の業務整理をしている(締め切りは8月23日)。今年も夏休みなんてないし。倒れなかっただけでよしとしよう。もう2021なのにTOKYO2020。ワクチン2回目は副反応の発熱でこれもくらくら。やるせない夏でした。

すっかり元気そうだねと言われるけど、こういう時が危ないのでおとなしくしています。 

★帰国した妹たちと小樽芸術村へ。心が落ち着きました。

2021年

7月

03日

Julyやね

あっという間に7月です。コロナ生活2年目、リモートの音入れも体調も去年よりはだいぶ安定しました。週1回は10kmほど歩いています。今週は職域で1回目のワクチンをうってもらい、副反応の微熱が出たけれど気持ちの上でほっとしました。

孫のCたんが3歳になりました。この3年はとても速かった。さしたる研究はできておらず、これまでのデータをまとめる作業や、友達の学会お手伝いオファーに「受付なら」と答えたら基調講演だったなど(笑える)、思わぬところで最後の花を咲かせております。描いていた社会変革の夢までは届きそうもないけど、研究と教育の年月は楽しかった(時代もおいついてきたかな)と納得するこの頃です。

お花とかネコとかFinlandのものとか、好きなものに携わる時間が少し増えました。

研究室には大好きなBlue Starとマリメッコを。

2021年

5月

10日

復活の誕生月

4月12日から1週間対面授業をして喜んでいたら、また感染が増えて2週間休講になってしまいました。札幌も酷いけれど、インドより病床が足りない大阪の息子達も心配です。GWは少しウツウツとして桜を眺めていました。いつまでこんな日々が続くのだろう。

昨日は、M先生と20,000歩14キロを歩きました。円山の桜並木を通って、北海道神宮でお参り。おみくじは吉でした。

最後に暮れなずむ山並みをみながら、札幌駅近くのモリエールでおいしいものを少しいただきました。ちょっと自信回復。「もともと歩けるんだから!」と週1回のウォーキングに連れ出してもらえるのは感謝に堪えません。病気のデパートになったような気持ちに陥ることもあった冬でしたが、歩きやすい靴を新調して初夏を満喫します。

2021年

4月

04日

お友達やで

12回目の長い冬が終わりつつあります。秋から不整脈の調子がよくなく、仕事を続けられるか?何度も問答しました。主任とコロナ禍がしんどかったのだと思います。

新年度はムリしないように再出発。幸い、コマを少し減らしてもらうことができました。年齢と体調を自覚していきます。

3月末に桜満開の大阪を訪れました。

お正月には「友達」という概念を持っていなかったCたん(2歳9か月)がまる1日遊ぶ途中で「お友達になって!」と言ってくれました。「いいよ!」と快諾^^夕食時「パパもなちこしゃんとお友達になって!」と取り持ってくれました(戸惑う長男)N「パパとは前からお友達やでなw」R「せやな」。血縁に関係なく、しぜんと気が合ってお友達リクエストをもらえたことは望外の喜びでした。

別の日には、倶知安まで車で卒業生の子ども(0歳、1歳)に会いに行きました。沢山食料を積んで、子守をして、ママとおしゃべりをして(リフレッシュした!と言ってもらい)、私がしたかった「産後シッター」ができました。倶知安は高速ができてわずか1時間半。天狗山のどまんなかにできたトンネルに入った時には衝撃でした。

定年まであと6年、少しゆっくりめに歩いていきます。  *親亀、子亀、マゴ亀

 


木脇奈智子執筆書籍のご案内

『男の育児・女の育児』

大和礼子・斧出節子・木脇奈智子編

2002年と2005年の科研調査をまとめた、初の編著書です。 イマドキの父親と母親の意識と実態をまとめました。ゼミや教科書によく使っていただいています。
私は「はじめに」と第7章「父親は仕事と子育てに葛藤を感じているのか?」を 執筆しました。

昭和堂,2008年


『アジアの家族とジェンダー』

落合恵美子・宮坂靖子・山根真理編


2001年からアジア6カ国で行ったフィールドワークをもとに、アジアの家族の子育てや介護がわかる、読み応えのある本です。
私は第10章「シンガポールの子育てと子育て支援」を執筆しました。

 

勁草書房,2007年