ゼミDay

雨降りの金曜日、木曜の158人授業と会議の疲労を残しつつ朝一から100人超の授業をする。終わるとほっとする間もなく4階の研究室まで階段を上る。なぜかゼミメンが先に来ておしゃべりしている。そのままテンションの高いゼミになだれ込む。自分の低めの声まで高くなるからおかしい。36歳差の子どもたち、かわいいとばかりはいっていられない。やさしい顔はしていても鍛えているつもり。少しづつ信頼関係をつくりながら、ゼミを作っていくのは子育てにも通じるところがある。待ちもあれば辛抱もね。すごい卒論を書かなくてもいいから、目標を見つけて生きていってほしい。今の学生は「お金があれば働きたくない」というけど、本当にそうだろうか?私はもう旧いのだろうか?そんなことを考えさせられる。学生たちは先生は本当に天然だ、天然な人って自分では気づかないんだよねなんていって喜んでいる。そして、書棚を背景に写真を撮ると頭がよく見えると信じている(笑)。

窓から見える林も紅葉しきり。今年初めてニットのカーディガンを着た。今週もお疲れ様。