サバイバル88

実家の母の「米寿記念論文集」というハードカバーのたいそう豪華な本が送られてきた@@

子どもの頃の米寿は「ご長寿さん」のイメージだったが、変わらない母を見ると平均寿命が長くなったことを実感する。編集後記に「穏やか、沈着、合理的な視点」と評されているが、加筆したいのは体力!これがあっての米寿論集だろう。

アラスカの博物館の庭でハチの飛来にあった時、私たち子と孫はパニックに陥ったが、母は無言でハチを掴み、何事もなかったかのようだった。空襲体験や、クマ撃退体験、無人島での発掘調査など「生き延びる」ことにかけては冷静沈着で勇敢な昭和ヒトケタ。右に出る女性は現代にはもういないでしょう。元気で超高齢化社会をサバイブ中、ありがたいことです。

勇敢でもなく体力もない娘は、今日は「子育て支援本」の編集会議と修論審査会でした。

弱いものやマイノリティに目を向けてきた私は、父が逝った71歳を超えられるか?と思うことがあります。父も生きていれば今年88。今話ができたらどんなにかよかったのにと感じることしきりです。両親が発掘現場で仲良さげに洗い物をしている秘蔵?写真も!