26年目の卯月

他の都道府県よりも早くコロナ禍が始まった北海道では、対応が落ちついたといっていいのか、ストレスを多く重ねたといっていいのか、とにかく手探りの新学期が始まりました。クラスを2つに分けて、マスクをして、個々の席を離して、窓を開けて(寒っ)時間を短縮したコンパクトなガイダンス。1年生をあたたかく迎えるのは「気持ち」と信じて主任の話をしました。時間は短いのに緊張と疲労が大きいです。

こんな困難な時節を、学生たちと一緒に乗り越えていきたいと思います。いつも思い出すのは阪神淡路の地震の後、怖かったことつらかったことを口にすることで少しずつ癒された経験です。まさにピア・カウンセリング。そうやって災害は時間をかけて乗り越えていくことができると今は思います。ところでこの1年節制をして、血圧や肝臓などの数値がきれいに良くなりました。まだ改善するんだね。シニア留学できるかな~。