災害と子育て

コロナ第2波が訪れ、私たちは遠隔で授業をすることを求められています。「先生そんなことできるんですか!?」と前の学科の助手さんに驚かれ、笑ってしまいました。

95年の阪神淡路のとき、私は4歳と2歳の息子達を連れて避難し、本当に居場所のない思いをしました。11年の東日本の時は、新潟に母子避難した方たちの調査をして問題提起しました。先が読めない今年、子どもたち・親たちのことを思うと、社会的貢献をしてこられなかった無力感があります。

27年前と違うのは遠隔で授業や会議ができること。そして、同僚が「子どもが休校でどうしよう」「休校なので欠席します」と肩身が狭くなく言えること(パパ比率高。育ボス有)。

さらに「子どもが休校なので遊んでください」というリクエストもあり(体力はないけどうれしい)。時代はゆっくり動いていて、私自身も子育てのシェアを発信しているはず、と前向きに考えよう。このテーマに永く向き合っていきます。