こっちむいてMoomin

9月最後の週末、札幌市芸術の森美術館へムーミン展を見に行きました。初秋の芸術の森は、銀杏が黄色に、ナナカマドは赤く色づいていました。あとひと月くらいでタイヤを履き替える季節です。あっという間に日暮れが早くなっています。北ですよねえ。

この日は初期のペン画のムーミンを中心に、たくさんの原画を見ることが出来ました(よく貸し出してくださったと思いました)。私が最も心惹かれるのは、第二次世界大戦中に発行されたGARAMという風刺雑誌で、そこでムーミンが戦争や化学兵器に反対しています。国民を代表してムーミンに語らせたトーベ・ヤンソンはすごい人で、彼女の本を次々と翻訳している真弓さんのような仕事がしたかったなと思うこの頃です。私なりに学生にムーミンの存在意義を伝えていこうと、ミュージアムショップでは嬉々として本を買いました^^。六花亭の喫茶店でたくさんおしゃべりをして、リフレッシュした1日でした。またTampereへ行きたい。調査に追われない、私的な旅がしたいです。いつ叶うでしょうか?   *自撮りは難しい