2020年

7月

04日

くじけそうになるときは

例年7月に入ると「もうじき夏休み」と思って元気を出すのですが、今年は8月末まで。授業をするというよりもひたすら教材を作っています。

N「世界の文化の担当回どうしよう」(何か作らなくては!)T「去年のムーミンからみる北欧世界よかったですよ」ああ、そうだった~PCに向かう毎日は今までしていた講義とは非なる感じ。学生に対面できず、研究も封印して、まるで機械みたい。若い同僚に「今はがまんの時」と慰められています;;

今日は出入りのお花屋さんに(店舗を持たない素敵な花屋さん)「涼やかなお花」を分けていただき、生まれて初めて、しかも独学でアレンジをしました。おお~。研究室の空気が変わり、自分のための時間を持つのは大切だねと感じました。

2020年

6月

27日

時代が追い付いてくるとき

木脇奈智子編著の『子育て支援』が中山書店から出版されました。札幌大谷短大で講演をした際お声がけくださった小橋明子先生監。教科書によし、子育て支援関係者にはぜひ手に取っていただきたいと思います。

石狩子育てネット会議(地域の産官学子育てネットワーク)とフィンランドやアジアのフィールドワークを基に書き下ろしました。藤女子大保育学科では9年間、子育て支援理論と演習を担当しました。当時は選択科目でしたが、昨年から指導要領が変わり必修に。世の中が「大切」と認知してくれるのは少し後になってから…私の人生にはそうしたことがしばしばあります(笑)。子育てとジェンダー、子育て支援にはこれからもこだわっていきます。出前講義・講演承ります!

2020年

6月

07日

オープンキャンパスもオンラインで

今週はDVDの撮影、Webオーキャンの撮影と広報ごとが続き、さらに補正予算案作成もありました。授業をするだけでもかなりたいへんなのですが、学務もなくなるわけではなく、むしろかつてないことにおろおろしています。私には器用さも天賦の才もないので、私なりに誠実にやっていくしかないと思っています。

研究室の外では郭公が啼いています。大学の花である藤も満開です。「山ほととぎす初鰹」、湿度の低い札幌はとてもいい季節です。今年は8月19日まで前期授業があるので、ついにクーラーを買おうかなと考えています。この11年冷房なしで頑張りましたが、体に負担をかけない生活を考えるこの頃です。

 

2020年

5月

27日

緊急事態宣言解除??

とはいうけれど、札幌は全国基準にも達していなくて、院内感染の悲惨なニュースが止まらない。授業も会議も全て遠隔だし、少し人口密度のあるスーパーに行くのも地下鉄に乗るのも極力避けている。道独自の宣言から3か月?慣れた面もあれば、疲れが出ている同僚も学生もいる。サバイバーになるしかないんだろうと私は思っている。寒暖の差が大きいリラ冷えの季節に、心身の波が安定する様に心がけて。授業以外の仕事はじわじわ増え、上手にかわしていかなくては。4年生のゼミで、記念写真をといったら全員ぬいぐるみを抱えた。これが女の子のお部屋なのね。私がかろうじて持っていたのは小さいムーミン。せめてゆるキャラのカピバラくらいStay Homeのお仲間にいてもいいかもしれない。私学共済から勤続25周年のお祝い券がきてびっくり。26年目にして遠隔の卒論指導をすることになるとは思いませんでした~

2020年

5月

12日

オンライン授業1週目

5月7日にオンライン授業が始まりました。3つのシステムの講習を受け、開始前にすでにくたくた。頭を切り替えて人間生活学科通信教育コースになればいいのでは?と考え、まずはシンプルな方法で学生とのやりとりを始めました。

ゼミでは「ジェンダーとわたし」という読みやすい教科書を郵送して、いつもと同じように分担、zoomで報告とディスカッションできるようにしました。講義は「1回目はここまでだった」という体感で資料を作って送ります。学生が締め切りまでに課題を返してくると出席点を。「先生お久しぶりです」「先生お疲れ様です」という添え書きが楽しい。つい学問とは違うところでもやりとりをして、通信教育の先生むいてるかも!と一人よがりをしています。案ずるより産むが易し。メールが繋がっていてよかったし、郵送だってあるし、いざとなれば電話だって。

地方の実家に帰っている学生たちもいます。花川の地理的ハンディが通信では関係なくなる不思議。先生方は老若男女お疲れ、「変わる」ということはエネルギーが要りますね。 

*3日に満開だった桜が潔く散りました。研究室から見る夢のような花びらの色。

2020年

5月

03日

格別!今年のさくら

「沈黙の春」が現実になった今年の春、待ちに待った桜の公園もみんな入場を制限されてしまいました。

一方私たちは外の空気が吸いたくて、自然に触れたくてたまりません。3日前から咲き始めた研究室の裏の桜が、明日の雨で花吹雪になってしまいそうなので、今日は仕事の合間にそっと見てきました。

「花は咲く」本当に咲くのですね。私にもまだ咲くかもしれませんね(爆)これでは落ちませんね。

これまでの人生でもいろいろな桜を見たけれど、やはり一番心に残っているのは弘前城の花筏でしょうか。

こころがびりびりするような夜桜や、吉野山の桜もよかったです。「私の中ではエゾ山桜はさくらではない」といって道民の先生と論争しました。

願わくは花の下にてわれ死なむ(なちこ)

2020年

5月

02日

オンライン誕生会

「5月2日ってずいぶん可愛い誕生日だなあ」「5月5日じゃなかった?」と教授会で話題になった今年の誕生日。待っていたように一昨日桜が咲き始めた。無彩色だったこの国が、新緑や桜色に彩られる季節。冬が長かった分やっぱり春はイイネ。

思えばたくさんの景色があった。 ニセコで最後の雪を楽しんだ年もあったし(羊蹄山、鯉のぼり、ザラメ雪)、息子達がかわいい字でカードを書いてくれて泣き笑いの年もあった。総合的にみたら幸せだったと思う。あと2年で還暦。1年生に「もうおばあちゃんだから」と言うと「先生はいつもかわいいですよ」といってもらった。ちょっとうれしかった。
歳を重ねるごとにチャーミングな女性でいられたら。
今年は、Stay Homeの誕生日。午前中はLMS講習会で、夜はオンライン飲み。北大の友達が「オンライン誕生会やってみよう」と調整してくれた(うまくいくかしら)。
こんな誕生日もまた人生の彩りになるかもしれない(梅酒を用意しました♥)

2020年

4月

25日

災害と心の声

これまでに、大きな地震を2つ経験して、実はもう大災害にはあわないかと思っていた(特に定年までは)。

ところが、こんな新手のコロナさん事変がおこるとは。

人生というのはほんまに気がぬけないもんですねえ。

連休明けから対面授業に入る。ITが得意で張り切っている先生もいれば、私のようにアナログにやってきた者はめっちゃストレスを感じている。昼夜が逆になり、雨の中で赤ん坊を背負って迷子になって言葉も通じない夢を見る。すごくわかりやすい。

さらに学科主任なので、授業の調整からWeb会議から、消毒液の手配まで、あられのように雑用がふってきてメールすら捌ききれない(心の慰めは関西弁のネコだけ)。毎日が混乱で仕事中にも思わず関西弁になってしまう(これはフェーズ2。F3は英語かな)。

「休業要請」には、ジムやパチンコ店と並んで「大学」が入っている。私たちは不要不急?いったい大学教育ってなに??主任はていのいい女中やん;;と心の声が叫ぶ。

はたしてコロナサバイバーになれるのだろうか。 *写真は昨年の新入生welcome party

2020年

4月

19日

災害と子育て

コロナ第2波が訪れ、私たちは遠隔で授業をすることを求められています。「先生そんなことできるんですか!?」と前の学科の助手さんに驚かれ、笑ってしまいました。

95年の阪神淡路のとき、私は4歳と2歳の息子達を連れて避難し、本当に居場所のない思いをしました。11年の東日本の時は、新潟に母子避難した方たちの調査をして問題提起しました。先が読めない今年、子どもたち・親たちのことを思うと、社会的貢献をしてこられなかった無力感があります。

27年前と違うのは遠隔で授業や会議ができること。そして、同僚が「子どもが休校でどうしよう」「休校なので欠席します」と肩身が狭くなく言えること(パパ比率高。育ボス有)。

さらに「子どもが休校なので遊んでください」というリクエストもあり(体力はないけどうれしい)。時代はゆっくり動いていて、私自身も子育てのシェアを発信しているはず、と前向きに考えよう。このテーマに永く向き合っていきます。

2020年

4月

11日

マクンベツ湿原

忙中閑あり、仕事の合間に石狩川のほとりのマクンベツ湿原で水芭蕉の花が咲いたというたよりを聴き、同僚と見に行きました。きれいな雪解け水と、きれいな空気、そして水芭蕉の清らかさに、心も清浄に洗われました。高校生の頃は家族で春を探しに来たものです。この日は雨に降られ、それが霰に代わったけれどなんのその(耳が冷たかった)。

水芭蕉は雪解け水の中で咲く花、北海道が一番先に開花するのだそうです。「夏の思い出」で有名な尾瀬は6月開花とか。北から開花前線が降りていく花もあるとは、珍しいですね。

この春、国立大の院生さんと、ジェンダー研究会(FAGS)を始めました(オムライス始めましたみたいですね)。同好の士にしか解りあえないことがあり、このご縁に感謝しています。

恩師が注力していらした「種蒔き」にほんのちょっとでも近づきたいと思っています。

2020年

4月

05日

卒業!

お正月に夫と話をした時に「次男にはこの先きっとチャンスがあると思う」というと、「あるさ!あれだけ吹けるんだから」と同意。それを耳にした長男が「なんかいい話あるん?親バカかいな~」と言っていたけど、家族がファンクラブで、だれかしら必ずコンサートにいって「いつもながらすごかった」と音楽的ではない感想を寄せ合っているのは面白い。
私の予感通り、次男はオーディションに合格してこの春母校の演奏員になる。私たちでいえば非常勤助手?それでも所属があるのはいいし、切磋琢磨して人の心をうつ演奏をしてほしい。人生は1回限り、やりたいことやったもん勝ち(「勇気100%」より)。
長男は中3の女の子たちを送り出す卒業式をしたという。コスプレなのか、ダークスーツで卒業証書を渡して、最後は校長(?)オンステージ。何を歌ったんと聞くと「尾崎豊の卒業」というので笑いました。うちの子たちは「盗んだバイクはエンジンかけられないから走りだせない」と言っていたけど。でも学校教育から自立する魂に通じるところがあるのかな。制度にはまることができなくてあがいていた10代の頃、あの頃の生きづらさを今後進とシェアしている長男もすごいな~と思います。子どもたちから学ぶこと、労わられることが増えました。

Cたんはアンパンマンを振り付きで歌っています。それゆけ3代目!笑

2020年

4月

03日

26年目の卯月

他の都道府県よりも早くコロナ禍が始まった北海道では、対応が落ちついたといっていいのか、ストレスを多く重ねたといっていいのか、とにかく手探りの新学期が始まりました。クラスを2つに分けて、マスクをして、個々の席を離して、窓を開けて(寒っ)時間を短縮したコンパクトなガイダンス。1年生をあたたかく迎えるのは「気持ち」と信じて主任の話をしました。時間は短いのに緊張と疲労が大きいです。

こんな困難な時節を、学生たちと一緒に乗り越えていきたいと思います。いつも思い出すのは阪神淡路の地震の後、怖かったことつらかったことを口にすることで少しずつ癒された経験です。まさにピア・カウンセリング。そうやって災害は時間をかけて乗り越えていくことができると今は思います。ところでこの1年節制をして、血圧や肝臓などの数値がきれいに良くなりました。まだ改善するんだね。シニア留学できるかな~。

2020年

3月

21日

別れと出会いを繰り返し♪

卒業式がなかった年に、卒業する4年生がお花を贈ってくれました。その気持ちをうれしくいただきました。今の4年生とはたった2年間のおつきあい、保育学科の研究室に訪ねてきて、ゼミを決めてくれた勇気ある5人でした。みんな資格はとらなかったけど、まじめに授業を受けいいところに就職しました。中でもこだわりが強く最後まで卒論で悩んだTさんが、教え子で初めて国家公務員となり赴任していくという素敵なラストです。人間生活学科のよさを体現したしたゼミでしたね。おかげさまで、私も幸せな2年間を過ごしました。

この25年間に送り出した卒業生たちは今どこで何をしているでしょうか。立場は違っても、それぞれ前向きに生きていますように。またいつか会いたいです!

2020年

3月

14日

あの鐘を鳴らすのはあなた

そうじゃなくても冬の疲れが出るこの頃、大学の職員さんが「何も楽しい話題がない」とつぶやいておられ、その言葉に胸を突かれました。私も連日事務仕事をして、今年度の学科会計がようやく収まりました。。。

学科予算に悩んだり、学科のために上司と口論したり、前にもこんなことあったなあ。前任校で専攻主任をしていた時は頑張りすぎて体を壊し、仕事を辞めたくなりました。今回はやさぐれないように自分を労わります。

今週楽しかったのはキャンパスにオジロワシのツガイが来てよく通る鳴き声を聞かせてくれたこと。そして同僚の先生とお子さんたちと保育実習室で「あそびば」を2回したことでした。小学校や幼稚園が休校で発散したい子どもたちと、24時間付き合ってお疲れなパパたち(先生たち)と、遊びながらストレスを吸収できたら何よりだし、それが私の専門だよねという思いで。もちろん自分が楽しんでいるのですが、鬼ごっこをしたら息が上がりました;;子どもも大事だけど親も大事、仲間と空間がある花川キャンパス、いいよね!

2020年

3月

08日

気持ちをあげて

道内では「コロナ鬱」という言葉が使われ始めた。

休校で家の中で宿題してなさいと言われる子どもたちのストレス、子どもをどうする??共働きの親ストレス、多忙を極める医療関係者のストレス、商店などの経済的ストレス、どんなライフスタイルであれ先が見えないのはつらい。報道には毎日不安を煽られる。

私もジムが休業になり、仕事は多いしつい甘いものを食べよろしくない感じ。昨日はMさんと滑りに行った。スキー場は人が少なく雪はパウダーで滑り放題。SATの前に後輩のNくんのレッスンを受けたおかげで、スピードが出ても破綻せずめっちゃ気持ちよかった。ひらめ筋もいい感じ。帰りにIスポーツによって、ストックを購入。約20年使っていたポールの先っぽがついに取れてしまったので(長い間ありがとう)。新しいポールもシナノ・レッド、グリップもバランスもよく即決でした!また20年使える??

2020年

3月

03日

緊急事態宣言の弥生

新型コロナウィルスで、当初思っていたよりも大変なことになってしまった。私にとっては阪神淡路以来27年ぶりの卒業式中止、祝賀会中止、もちろん送別会その他も中止。人間生活学科初のゼミ生たちに餞の言葉が言いたかった(考えてあったのに)。

店頭からはトレベやティッシュ、缶詰などがなくなり、地震の時の光景を再現している。

大学は、卒業生に卒業証書を送る準備をしている。イベント仕事が落ちてせっかく時間ができても、旅行に行くどころではない。同僚のお子さんの「今日の居場所」を心配しながら卒業判定などの会議や、年度末会計のハンコを押す。今は主任として「ここにいること」が大切。

4月になって入学式もできなかったら悲しいなあ。しかし、今回のウィルス禍で「学校に行かなくても子は育つ」とか「在宅勤務でも仕事ができる」ということが立証されたら、それをたとえ社会崩壊と呼ぶ人がいるとしても、大きな社会変革のタネになると思う。大災害や大恐慌を節目に社会が変わってきたように。木曜日ごとに鈴木知事が「週末は家にいてください」と呼び掛けて多くの道民がそれに従う、この国はまだ平和なのかもしれない。

2020年

2月

22日

サバイバル88

実家の母の「米寿記念論文集」というハードカバーのたいそう豪華な本が送られてきた@@

子どもの頃の米寿は「ご長寿さん」のイメージだったが、変わらない母を見ると平均寿命が長くなったことを実感する。編集後記に「穏やか、沈着、合理的な視点」と評されているが、加筆したいのは体力!これがあっての米寿論集だろう。

アラスカの博物館の庭でハチの飛来にあった時、私たち子と孫はパニックに陥ったが、母は無言でハチを掴み、何事もなかったかのようだった。空襲体験や、クマ撃退体験、無人島での発掘調査など「生き延びる」ことにかけては冷静沈着で勇敢な昭和ヒトケタ。右に出る女性は現代にはもういないでしょう。元気で超高齢化社会をサバイブ中、ありがたいことです。

勇敢でもなく体力もない娘は、今日は「子育て支援本」の編集会議と修論審査会でした。

弱いものやマイノリティに目を向けてきた私は、父が逝った71歳を超えられるか?と思うことがあります。父も生きていれば今年88。今話ができたらどんなにかよかったのにと感じることしきりです。両親が発掘現場で仲良さげに洗い物をしている秘蔵?写真も!

 

2020年

2月

10日

冬本番

ようやく本格的な冬になりました。道が狭くなって右折や左折の先が見えないことが不安です。

この2週間で4回スキーに行きました。うち2日は石狩M小の3,4年生のスキー学習をアシストしました。教えたというよりも一緒にバンバン滑って楽しかった。ただ、生徒が転んで板が外れたりすると、私がV字で走って登らないとなりません。パタパタパタパタぜいぜい・・翌日は腰が痛くなります。変わらないスキー愛と変わってしまった肉体です。ただ、これが私だ~という表情をしていたことには私自身驚きました。

大学では、後期試験の採点、次年度への事務、入試週間と休みはありません。2月6日に北海道新聞くらし面にコメントを載せていただきました。この写真は教授らしい?と言われますが、97歳まで生きた母方の祖母にどことなく似てきて、おかしみを感じます。ご連絡や感想をくださったみなさまありがとうございました。

2020年

2月

02日

みるみるうちに如月

週に1回ホットヨガをしていると「自分のための時間」がいかに大切かに気付く。

スキーシーズンも始まり、筋肉が増え体脂肪が減るのもちょっとうれしい。寒い時期だからこそ、activeに過ごすのがいいのだろう。ようやく思い描いていたような札幌の生活ができてきたのかもしれない。

学科主任としては「まだまだ」とはいえ、決断が早くなったと思う。無駄に迷っている時間はない!しかし直感だけでもね。

今日は研究室に出る日曜、図書館だよりと新聞記事の校正などの書き物をしました。2月はニュウシの季節、少しでもたくさんの受験生が来てくれますように!  *研究室の窓から。キツネ?の足跡が続いています。

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2020年

1月

21日

雪灯りがうれしい睦月

新学期が始まりました。顔色がいいといわれるので、年末年始の旅のリフレッシュ効果はあったかもしれません。

17日は人間生活学科に着任して初の卒論発表会でした。
学生たちの研究テーマは「未恋化と未婚化ー若者は恋愛しなくなったのか?」「人間らしく働くとは」「人はなぜ化粧をするのか?」「現代日本におけるSNSを用いた女性の消費傾向」「サードプレイスー10代にとって居心地のいい場所」と多彩で、それぞれの探求心が詰まった卒論ができました。テーマが広がったなあ、この先存分にテリトリーを広げたいですねえ。終了後は石窯ピザ屋さんで打ち上げ。みんなやりとげた感でキラキラでした。4月から会社員や国家公務員としてがんばってくれることでしょう。
新3年生のゼミ希望者に「木脇先生は有名な天然先生です。私は先生のふわっとしたところ好きです」「ええ!私ふわっとしていますか?」(思わず鏡を見る。ほんまに?)ゼミ指導をするうちに「先生はキレモノ」と思ってもらえるかしら。
18日は大学時代の友人来道で5人が集まりました。カラオケで中島みゆきの「糸」を唄うと、みんなが「さすが教授」と拍手してくれました。藤の教授も早10年目。時の過ぎゆくのが早いこの頃です。

2020年

7月

04日

くじけそうになるときは

例年7月に入ると「もうじき夏休み」と思って元気を出すのですが、今年は8月末まで。授業をするというよりもひたすら教材を作っています。

N「世界の文化の担当回どうしよう」(何か作らなくては!)T「去年のムーミンからみる北欧世界よかったですよ」ああ、そうだった~PCに向かう毎日は今までしていた講義とは非なる感じ。学生に対面できず、研究も封印して、まるで機械みたい。若い同僚に「今はがまんの時」と慰められています;;

今日は出入りのお花屋さんに(店舗を持たない素敵な花屋さん)「涼やかなお花」を分けていただき、生まれて初めて、しかも独学でアレンジをしました。おお~。研究室の空気が変わり、自分のための時間を持つのは大切だねと感じました。

2020年

6月

27日

時代が追い付いてくるとき

木脇奈智子編著の『子育て支援』が中山書店から出版されました。札幌大谷短大で講演をした際お声がけくださった小橋明子先生監。教科書によし、子育て支援関係者にはぜひ手に取っていただきたいと思います。

石狩子育てネット会議(地域の産官学子育てネットワーク)とフィンランドやアジアのフィールドワークを基に書き下ろしました。藤女子大保育学科では9年間、子育て支援理論と演習を担当しました。当時は選択科目でしたが、昨年から指導要領が変わり必修に。世の中が「大切」と認知してくれるのは少し後になってから…私の人生にはそうしたことがしばしばあります(笑)。子育てとジェンダー、子育て支援にはこれからもこだわっていきます。出前講義・講演承ります!

2020年

6月

07日

オープンキャンパスもオンラインで

今週はDVDの撮影、Webオーキャンの撮影と広報ごとが続き、さらに補正予算案作成もありました。授業をするだけでもかなりたいへんなのですが、学務もなくなるわけではなく、むしろかつてないことにおろおろしています。私には器用さも天賦の才もないので、私なりに誠実にやっていくしかないと思っています。

研究室の外では郭公が啼いています。大学の花である藤も満開です。「山ほととぎす初鰹」、湿度の低い札幌はとてもいい季節です。今年は8月19日まで前期授業があるので、ついにクーラーを買おうかなと考えています。この11年冷房なしで頑張りましたが、体に負担をかけない生活を考えるこの頃です。

 

2020年

5月

27日

緊急事態宣言解除??

とはいうけれど、札幌は全国基準にも達していなくて、院内感染の悲惨なニュースが止まらない。授業も会議も全て遠隔だし、少し人口密度のあるスーパーに行くのも地下鉄に乗るのも極力避けている。道独自の宣言から3か月?慣れた面もあれば、疲れが出ている同僚も学生もいる。サバイバーになるしかないんだろうと私は思っている。寒暖の差が大きいリラ冷えの季節に、心身の波が安定する様に心がけて。授業以外の仕事はじわじわ増え、上手にかわしていかなくては。4年生のゼミで、記念写真をといったら全員ぬいぐるみを抱えた。これが女の子のお部屋なのね。私がかろうじて持っていたのは小さいムーミン。せめてゆるキャラのカピバラくらいStay Homeのお仲間にいてもいいかもしれない。私学共済から勤続25周年のお祝い券がきてびっくり。26年目にして遠隔の卒論指導をすることになるとは思いませんでした~

2020年

5月

12日

オンライン授業1週目

5月7日にオンライン授業が始まりました。3つのシステムの講習を受け、開始前にすでにくたくた。頭を切り替えて人間生活学科通信教育コースになればいいのでは?と考え、まずはシンプルな方法で学生とのやりとりを始めました。

ゼミでは「ジェンダーとわたし」という読みやすい教科書を郵送して、いつもと同じように分担、zoomで報告とディスカッションできるようにしました。講義は「1回目はここまでだった」という体感で資料を作って送ります。学生が締め切りまでに課題を返してくると出席点を。「先生お久しぶりです」「先生お疲れ様です」という添え書きが楽しい。つい学問とは違うところでもやりとりをして、通信教育の先生むいてるかも!と一人よがりをしています。案ずるより産むが易し。メールが繋がっていてよかったし、郵送だってあるし、いざとなれば電話だって。

地方の実家に帰っている学生たちもいます。花川の地理的ハンディが通信では関係なくなる不思議。先生方は老若男女お疲れ、「変わる」ということはエネルギーが要りますね。 

*3日に満開だった桜が潔く散りました。研究室から見る夢のような花びらの色。

2020年

5月

03日

格別!今年のさくら

「沈黙の春」が現実になった今年の春、待ちに待った桜の公園もみんな入場を制限されてしまいました。

一方私たちは外の空気が吸いたくて、自然に触れたくてたまりません。3日前から咲き始めた研究室の裏の桜が、明日の雨で花吹雪になってしまいそうなので、今日は仕事の合間にそっと見てきました。

「花は咲く」本当に咲くのですね。私にもまだ咲くかもしれませんね(爆)これでは落ちませんね。

これまでの人生でもいろいろな桜を見たけれど、やはり一番心に残っているのは弘前城の花筏でしょうか。

こころがびりびりするような夜桜や、吉野山の桜もよかったです。「私の中ではエゾ山桜はさくらではない」といって道民の先生と論争しました。

願わくは花の下にてわれ死なむ(なちこ)

2020年

5月

02日

オンライン誕生会

「5月2日ってずいぶん可愛い誕生日だなあ」「5月5日じゃなかった?」と教授会で話題になった今年の誕生日。待っていたように一昨日桜が咲き始めた。無彩色だったこの国が、新緑や桜色に彩られる季節。冬が長かった分やっぱり春はイイネ。

思えばたくさんの景色があった。 ニセコで最後の雪を楽しんだ年もあったし(羊蹄山、鯉のぼり、ザラメ雪)、息子達がかわいい字でカードを書いてくれて泣き笑いの年もあった。総合的にみたら幸せだったと思う。あと2年で還暦。1年生に「もうおばあちゃんだから」と言うと「先生はいつもかわいいですよ」といってもらった。ちょっとうれしかった。
歳を重ねるごとにチャーミングな女性でいられたら。
今年は、Stay Homeの誕生日。午前中はLMS講習会で、夜はオンライン飲み。北大の友達が「オンライン誕生会やってみよう」と調整してくれた(うまくいくかしら)。
こんな誕生日もまた人生の彩りになるかもしれない(梅酒を用意しました♥)

2020年

4月

25日

災害と心の声

これまでに、大きな地震を2つ経験して、実はもう大災害にはあわないかと思っていた(特に定年までは)。

ところが、こんな新手のコロナさん事変がおこるとは。

人生というのはほんまに気がぬけないもんですねえ。

連休明けから対面授業に入る。ITが得意で張り切っている先生もいれば、私のようにアナログにやってきた者はめっちゃストレスを感じている。昼夜が逆になり、雨の中で赤ん坊を背負って迷子になって言葉も通じない夢を見る。すごくわかりやすい。

さらに学科主任なので、授業の調整からWeb会議から、消毒液の手配まで、あられのように雑用がふってきてメールすら捌ききれない(心の慰めは関西弁のネコだけ)。毎日が混乱で仕事中にも思わず関西弁になってしまう(これはフェーズ2。F3は英語かな)。

「休業要請」には、ジムやパチンコ店と並んで「大学」が入っている。私たちは不要不急?いったい大学教育ってなに??主任はていのいい女中やん;;と心の声が叫ぶ。

はたしてコロナサバイバーになれるのだろうか。 *写真は昨年の新入生welcome party

2020年

4月

19日

災害と子育て

コロナ第2波が訪れ、私たちは遠隔で授業をすることを求められています。「先生そんなことできるんですか!?」と前の学科の助手さんに驚かれ、笑ってしまいました。

95年の阪神淡路のとき、私は4歳と2歳の息子達を連れて避難し、本当に居場所のない思いをしました。11年の東日本の時は、新潟に母子避難した方たちの調査をして問題提起しました。先が読めない今年、子どもたち・親たちのことを思うと、社会的貢献をしてこられなかった無力感があります。

27年前と違うのは遠隔で授業や会議ができること。そして、同僚が「子どもが休校でどうしよう」「休校なので欠席します」と肩身が狭くなく言えること(パパ比率高。育ボス有)。

さらに「子どもが休校なので遊んでください」というリクエストもあり(体力はないけどうれしい)。時代はゆっくり動いていて、私自身も子育てのシェアを発信しているはず、と前向きに考えよう。このテーマに永く向き合っていきます。

2020年

4月

11日

マクンベツ湿原

忙中閑あり、仕事の合間に石狩川のほとりのマクンベツ湿原で水芭蕉の花が咲いたというたよりを聴き、同僚と見に行きました。きれいな雪解け水と、きれいな空気、そして水芭蕉の清らかさに、心も清浄に洗われました。高校生の頃は家族で春を探しに来たものです。この日は雨に降られ、それが霰に代わったけれどなんのその(耳が冷たかった)。

水芭蕉は雪解け水の中で咲く花、北海道が一番先に開花するのだそうです。「夏の思い出」で有名な尾瀬は6月開花とか。北から開花前線が降りていく花もあるとは、珍しいですね。

この春、国立大の院生さんと、ジェンダー研究会(FAGS)を始めました(オムライス始めましたみたいですね)。同好の士にしか解りあえないことがあり、このご縁に感謝しています。

恩師が注力していらした「種蒔き」にほんのちょっとでも近づきたいと思っています。

2020年

4月

05日

卒業!

お正月に夫と話をした時に「次男にはこの先きっとチャンスがあると思う」というと、「あるさ!あれだけ吹けるんだから」と同意。それを耳にした長男が「なんかいい話あるん?親バカかいな~」と言っていたけど、家族がファンクラブで、だれかしら必ずコンサートにいって「いつもながらすごかった」と音楽的ではない感想を寄せ合っているのは面白い。
私の予感通り、次男はオーディションに合格してこの春母校の演奏員になる。私たちでいえば非常勤助手?それでも所属があるのはいいし、切磋琢磨して人の心をうつ演奏をしてほしい。人生は1回限り、やりたいことやったもん勝ち(「勇気100%」より)。
長男は中3の女の子たちを送り出す卒業式をしたという。コスプレなのか、ダークスーツで卒業証書を渡して、最後は校長(?)オンステージ。何を歌ったんと聞くと「尾崎豊の卒業」というので笑いました。うちの子たちは「盗んだバイクはエンジンかけられないから走りだせない」と言っていたけど。でも学校教育から自立する魂に通じるところがあるのかな。制度にはまることができなくてあがいていた10代の頃、あの頃の生きづらさを今後進とシェアしている長男もすごいな~と思います。子どもたちから学ぶこと、労わられることが増えました。

Cたんはアンパンマンを振り付きで歌っています。それゆけ3代目!笑

2020年

4月

03日

26年目の卯月

他の都道府県よりも早くコロナ禍が始まった北海道では、対応が落ちついたといっていいのか、ストレスを多く重ねたといっていいのか、とにかく手探りの新学期が始まりました。クラスを2つに分けて、マスクをして、個々の席を離して、窓を開けて(寒っ)時間を短縮したコンパクトなガイダンス。1年生をあたたかく迎えるのは「気持ち」と信じて主任の話をしました。時間は短いのに緊張と疲労が大きいです。

こんな困難な時節を、学生たちと一緒に乗り越えていきたいと思います。いつも思い出すのは阪神淡路の地震の後、怖かったことつらかったことを口にすることで少しずつ癒された経験です。まさにピア・カウンセリング。そうやって災害は時間をかけて乗り越えていくことができると今は思います。ところでこの1年節制をして、血圧や肝臓などの数値がきれいに良くなりました。まだ改善するんだね。シニア留学できるかな~。

2020年

3月

21日

別れと出会いを繰り返し♪

卒業式がなかった年に、卒業する4年生がお花を贈ってくれました。その気持ちをうれしくいただきました。今の4年生とはたった2年間のおつきあい、保育学科の研究室に訪ねてきて、ゼミを決めてくれた勇気ある5人でした。みんな資格はとらなかったけど、まじめに授業を受けいいところに就職しました。中でもこだわりが強く最後まで卒論で悩んだTさんが、教え子で初めて国家公務員となり赴任していくという素敵なラストです。人間生活学科のよさを体現したしたゼミでしたね。おかげさまで、私も幸せな2年間を過ごしました。

この25年間に送り出した卒業生たちは今どこで何をしているでしょうか。立場は違っても、それぞれ前向きに生きていますように。またいつか会いたいです!

2020年

3月

14日

あの鐘を鳴らすのはあなた

そうじゃなくても冬の疲れが出るこの頃、大学の職員さんが「何も楽しい話題がない」とつぶやいておられ、その言葉に胸を突かれました。私も連日事務仕事をして、今年度の学科会計がようやく収まりました。。。

学科予算に悩んだり、学科のために上司と口論したり、前にもこんなことあったなあ。前任校で専攻主任をしていた時は頑張りすぎて体を壊し、仕事を辞めたくなりました。今回はやさぐれないように自分を労わります。

今週楽しかったのはキャンパスにオジロワシのツガイが来てよく通る鳴き声を聞かせてくれたこと。そして同僚の先生とお子さんたちと保育実習室で「あそびば」を2回したことでした。小学校や幼稚園が休校で発散したい子どもたちと、24時間付き合ってお疲れなパパたち(先生たち)と、遊びながらストレスを吸収できたら何よりだし、それが私の専門だよねという思いで。もちろん自分が楽しんでいるのですが、鬼ごっこをしたら息が上がりました;;子どもも大事だけど親も大事、仲間と空間がある花川キャンパス、いいよね!

2020年

3月

08日

気持ちをあげて

道内では「コロナ鬱」という言葉が使われ始めた。

休校で家の中で宿題してなさいと言われる子どもたちのストレス、子どもをどうする??共働きの親ストレス、多忙を極める医療関係者のストレス、商店などの経済的ストレス、どんなライフスタイルであれ先が見えないのはつらい。報道には毎日不安を煽られる。

私もジムが休業になり、仕事は多いしつい甘いものを食べよろしくない感じ。昨日はMさんと滑りに行った。スキー場は人が少なく雪はパウダーで滑り放題。SATの前に後輩のNくんのレッスンを受けたおかげで、スピードが出ても破綻せずめっちゃ気持ちよかった。ひらめ筋もいい感じ。帰りにIスポーツによって、ストックを購入。約20年使っていたポールの先っぽがついに取れてしまったので(長い間ありがとう)。新しいポールもシナノ・レッド、グリップもバランスもよく即決でした!また20年使える??

2020年

3月

03日

緊急事態宣言の弥生

新型コロナウィルスで、当初思っていたよりも大変なことになってしまった。私にとっては阪神淡路以来27年ぶりの卒業式中止、祝賀会中止、もちろん送別会その他も中止。人間生活学科初のゼミ生たちに餞の言葉が言いたかった(考えてあったのに)。

店頭からはトレベやティッシュ、缶詰などがなくなり、地震の時の光景を再現している。

大学は、卒業生に卒業証書を送る準備をしている。イベント仕事が落ちてせっかく時間ができても、旅行に行くどころではない。同僚のお子さんの「今日の居場所」を心配しながら卒業判定などの会議や、年度末会計のハンコを押す。今は主任として「ここにいること」が大切。

4月になって入学式もできなかったら悲しいなあ。しかし、今回のウィルス禍で「学校に行かなくても子は育つ」とか「在宅勤務でも仕事ができる」ということが立証されたら、それをたとえ社会崩壊と呼ぶ人がいるとしても、大きな社会変革のタネになると思う。大災害や大恐慌を節目に社会が変わってきたように。木曜日ごとに鈴木知事が「週末は家にいてください」と呼び掛けて多くの道民がそれに従う、この国はまだ平和なのかもしれない。

2020年

2月

22日

サバイバル88

実家の母の「米寿記念論文集」というハードカバーのたいそう豪華な本が送られてきた@@

子どもの頃の米寿は「ご長寿さん」のイメージだったが、変わらない母を見ると平均寿命が長くなったことを実感する。編集後記に「穏やか、沈着、合理的な視点」と評されているが、加筆したいのは体力!これがあっての米寿論集だろう。

アラスカの博物館の庭でハチの飛来にあった時、私たち子と孫はパニックに陥ったが、母は無言でハチを掴み、何事もなかったかのようだった。空襲体験や、クマ撃退体験、無人島での発掘調査など「生き延びる」ことにかけては冷静沈着で勇敢な昭和ヒトケタ。右に出る女性は現代にはもういないでしょう。元気で超高齢化社会をサバイブ中、ありがたいことです。

勇敢でもなく体力もない娘は、今日は「子育て支援本」の編集会議と修論審査会でした。

弱いものやマイノリティに目を向けてきた私は、父が逝った71歳を超えられるか?と思うことがあります。父も生きていれば今年88。今話ができたらどんなにかよかったのにと感じることしきりです。両親が発掘現場で仲良さげに洗い物をしている秘蔵?写真も!

 

2020年

2月

10日

冬本番

ようやく本格的な冬になりました。道が狭くなって右折や左折の先が見えないことが不安です。

この2週間で4回スキーに行きました。うち2日は石狩M小の3,4年生のスキー学習をアシストしました。教えたというよりも一緒にバンバン滑って楽しかった。ただ、生徒が転んで板が外れたりすると、私がV字で走って登らないとなりません。パタパタパタパタぜいぜい・・翌日は腰が痛くなります。変わらないスキー愛と変わってしまった肉体です。ただ、これが私だ~という表情をしていたことには私自身驚きました。

大学では、後期試験の採点、次年度への事務、入試週間と休みはありません。2月6日に北海道新聞くらし面にコメントを載せていただきました。この写真は教授らしい?と言われますが、97歳まで生きた母方の祖母にどことなく似てきて、おかしみを感じます。ご連絡や感想をくださったみなさまありがとうございました。

2020年

2月

02日

みるみるうちに如月

週に1回ホットヨガをしていると「自分のための時間」がいかに大切かに気付く。

スキーシーズンも始まり、筋肉が増え体脂肪が減るのもちょっとうれしい。寒い時期だからこそ、activeに過ごすのがいいのだろう。ようやく思い描いていたような札幌の生活ができてきたのかもしれない。

学科主任としては「まだまだ」とはいえ、決断が早くなったと思う。無駄に迷っている時間はない!しかし直感だけでもね。

今日は研究室に出る日曜、図書館だよりと新聞記事の校正などの書き物をしました。2月はニュウシの季節、少しでもたくさんの受験生が来てくれますように!  *研究室の窓から。キツネ?の足跡が続いています。

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2020年

1月

21日

雪灯りがうれしい睦月

新学期が始まりました。顔色がいいといわれるので、年末年始の旅のリフレッシュ効果はあったかもしれません。

17日は人間生活学科に着任して初の卒論発表会でした。
学生たちの研究テーマは「未恋化と未婚化ー若者は恋愛しなくなったのか?」「人間らしく働くとは」「人はなぜ化粧をするのか?」「現代日本におけるSNSを用いた女性の消費傾向」「サードプレイスー10代にとって居心地のいい場所」と多彩で、それぞれの探求心が詰まった卒論ができました。テーマが広がったなあ、この先存分にテリトリーを広げたいですねえ。終了後は石窯ピザ屋さんで打ち上げ。みんなやりとげた感でキラキラでした。4月から会社員や国家公務員としてがんばってくれることでしょう。
新3年生のゼミ希望者に「木脇先生は有名な天然先生です。私は先生のふわっとしたところ好きです」「ええ!私ふわっとしていますか?」(思わず鏡を見る。ほんまに?)ゼミ指導をするうちに「先生はキレモノ」と思ってもらえるかしら。
18日は大学時代の友人来道で5人が集まりました。カラオケで中島みゆきの「糸」を唄うと、みんなが「さすが教授」と拍手してくれました。藤の教授も早10年目。時の過ぎゆくのが早いこの頃です。

2016年

9月

22日

新しいHPを公開しました

14年ぶりにHPを新しくしました。今までのサーバを閉じるため、14年分の活動日記をプリントアウトしました。1800以上の記事、重たいです。「どうやって保存するのか」を考えると同時に「なんのために書くのか」を問い直す機会になりました。

研究結果を学会や論文だけに終わらせず、広く発信するために「おとしていく」ことの大切さを感じる一方で、私にとってのHPは「お仕事」ではなく、世のためでもなく、好きなときに好きな話題を綴りたいのだという気持ちを再確認しました。

大学教員生活22年、札幌生活も8年になりました。この間、思うようにならないことも多々ありましたが、自分にうそをつかないように生きてきたつもりです。息子たちは26歳と23歳の青年になりました。私自身は体力の衰えを感じつつ、次男がTuba留学を希望しているため(!)まだもうしばらく働らこう・・と思っています。

北欧調査から、日本の家族政策を動かすようなデータを積んでいきます。

これからもよろしくお願いします。

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2016年

10月

02日

フィンランド往き

10月6-16日まで、2回目のフィンランド調査にでかける準備をしています。

10月になったのは、共同研究者が10月から半年サバチカル(研究休暇)をもらえたから。私は札幌に着任以来はじめて1週間休講して、この時期に出かけることになりました。

もう紅葉の盛りを過ぎて寒いフィンランドですが、秋から冬になるフィンランドも一度体験したい。どんなふうに長い冬を迎える工夫をしているのか、みるのを楽しみにしています。

もちろん休暇にいくのではなく、今年はハメーリンナという町の専門科学大学でネウヴォラ・ナースの養成課程を中心にフィールドワークに行きます。子育ての社会化や子育て支援の専門家としての標準化をどのように行っているのか。北大留学生だったJさんに調査の通訳をお願いしました。

この週末はインタビュー項目や、荷物や、もろもろの準備に追われています。学務が忙しい秋にもってきた今年のヤマバ、私自身も冬をうまく迎えられるように楽しんできます。

 

 

 

 

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2016年

12月

15日

2016もあと少し

例年11月から年末にかけて「なんで?」と思うような多忙な日々が続きます。

14日、ようやく子育て支援を打ち上げて、卒論の最後2人を提出させて・・・その夜の教授会は体調不良でかつて記憶にない途中退席。熱を出してしまうという私らしいオチでした。

毎年、欲張ってしまったなぁ、もう少し仕事を間引かないとと思うのですが、やりたいこととやらねばならないことが山積みになっています。フィンランド協会のPikku Jouluも、初滑りもみんな楽しかったけれど体力の総量が追い付かない;;

そうそう10日には1日に63cmも雪が降りました。雪かきや雪下ろしの仕事も効いています。

 

あと1週間はいろいろな会があり、東京で仕事納めを終えたら新潟の温泉に遠征します。

どこで2017年を迎えるかは今年もスナフキンです。

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2017年

1月

03日

2017年もよろしくお願いします

年末年始は暖かい東京で過ごしました。

毎日青空だし雪はないし身体的にはラクだねえと感じましたが、人が多くて電車の乗り換えが難しく、すっかり道民になった私は毎日迷っていました。

友人や親せきと会ったりマリメッコ展へ行ったり。

年末には越後湯沢の温泉に1泊しました。寝落ちをするまで友人と研究のフォーカスの話をして、とてもいい時間でした。

12月後半はかなりミゼラブルでした。ウィルス性の胃腸炎に罹って点滴につながれ(卒論でたびれていたのでしょう)、おかゆばかり食べていました。

やつれたけど、やせていません;;残念です。

今年はワーク・ライフ・バランスを見直して、ムリせず生活を楽しむ1年にします。  

*10月のTampereで、今年は独立100年です

 

 

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2017年

2月

02日

立春は地吹雪

寒いです~今年初めて車で滑りました。

さすがに暖かいところにいきたいこの頃です。その一方で、寒さにもおおらかさにも慣れて北海道の人になったなぁと思うことが増えた8年目(出戻りです・笑)。

まだ関西弁で笑いとオチのあるおしゃべりができるでしょうか・・・。

明日で後期の授業が終わります。春休みですか?と思われがちな私たちですが、2月の手帳はすごい。入試と成績付けと色々な〆切が満載です。こういう時にしかできない仕事があり、お正月の充電がもう切れた感じ;;

スキーをして元気出しています。なぜか腕がきんにくつう。

*羊蹄山の真向いの尻別山山頂から。洞爺湖や太平洋、遠くの山々までパノラマで見えます。

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2017年

3月

07日

3月の活動いろいろ

2年間続いた入試副委員長が終わり(正確にはまだ春のオープンキャンパスを残しています)ました。一息つく暇はなく、科研の研究会、研究費の〆、社会活動、論文執筆などなどに追われています。リフレッシュにはスキーをしています。先月は新雪を滑ることができました。

髪をひっつめてデスクに向かう姿は歳を重ねても変わりませんね。この先、関西で研究会や次男のコンサート、長男のコミュニティハウス訪問などを楽しみにしています。

卒業式をはさんで後半は、在学生卒業生のゼミ会が怒涛のようにあります。これも教員の醍醐味味でしょうが、もう体力が続かないのが悲しいところです;;

*北海道子どもの虐待防止フォーラムで。フィンランドの話をしました

 

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2017年

3月

31日

Congraturations!

今年のゼミメンは10人中6人が公務員保育士に(民間の幼稚園と保育園が各1、進学1、日本郵政1)とみんな自分の道を見つけて羽ばたいていきました。

春休み(?)は関西→函館→ニセコとアクティブに過ごしました。月末の幼稚園春休みウィークには、ゼミ会が4つ(ダブルヘッダーの日も!)、今年30歳になる藤一期生ゼミは育休中子連れママ、妊娠中プレママ、幼稚園の主任2人の多様なライフスタイルで再会できたことをとてもうれしく感じました。卒業生が同志になっていく喜びと、また学びたいと言ってくれる喜び。

こうして札幌8年目が終わりました。ちゃんとFinland調査の論文も書きましたよ!

と書くとまるで順風万帆かのようですが、オープンキャンパスを終えたら脱力でした~

5月には50代も後半に入ります~体力を勘案しつつ、9年目の青写真を描いています。

 

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2017年

4月

09日

まだ春浅い道

道路の雪が溶けて、スキーを片付けて自転車を出しました。昨年の春、自転車屋のおじさんに「よく似合うよ」と言われて買った黄色のマウンテンバイク(こんな色は人生で初めて)。おかげで行動範囲が広がりました。いつか羊蹄山の周りを走ってみたい(で、できるかな^^;)。

通学路に自転車専用道路があるのは札幌ならでは。景観もいいです。でも、まだ風が冷たくて絶句します。TVで本州の桜満開のニュースを見るとああ・・と思います。隣の芝生はきれい。人は欲深いものですね。

明日から新年度の授業が始まります。大学院の授業を取りたい院生がきてくれて、社会人の聴講生が来てくれて、現代社会を多角的に切り取りながらともに学びたいと思います。そうそう、今年のテーマはワークライフバランスでした。仕事ばかりにならないよう心がけます。

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2017年

4月

30日

新年度

2017年度、新学期早々震度6級の出来事があり、あたふたした1か月でした。

現勤務校で9年目になる今年は、ある意味集大成の年となりそうです。

研究関心はフィンランドにとどまらず北欧4か国のジェンダー政策へと広がりつつあります。今夏はスェーデンを訪ねたいと考えています。もっと英語ができるようになりたい。今更ですが切実にそう思います。フィンランド語講座は3年目に入りましたが、慣れただけ?

4月25日、ノルウェーのジェンダー研究者のシンポを聴きにお茶大へ日帰りしました。

ジェンダー研の周辺は変わっていませんでした。懐かしさとともに初心を想い出しました。

学び続けようと訪ねた日から30年近くが経ち、どれほどのことがなしえたかという思いと、よく投げ出さずにきたという思いとが交錯します。

飛行機で既に冷房が効いていたのが衝撃でした!GWに桜が咲かない札幌市民としては。

遅咲きの私には、北欧に近いこの気候があっているかもしれません。

今年度も、ぼちぼちいきます。

 

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2017年

5月

20日

おててつないでイエローT

4月26日(水)から、今年度の子育て支援をオープンしました

見慣れた顔や初めてのお顔、卒業生が子どもを連れてくるなどなど、たくさんの方が来てくださいました。今年の3年生は裏の授業の影響で受講人数が少ないのですが、代わりに空き時間の4年生が7名助っ人に来てくれました。4年生はみていても安心でありがたいです。私が目指していた、縦横斜めの繋がりやいろいろな関係性ができてきました。

この授業をふりだしに大学院まで、前期は週7コマの授業があります。4月5月は人事のごたごたに加えて学部戦略会議広報WG座長を拝命、フィンランド調査の計画は進まず、気持ちが追い詰められました。胃がひどく痛み、明日はとうとう胃カメラを飲むことになりました;;仕事縮小??どうしたらいいのか・・・。5月後半の八重桜満開です。

2020年

7月

04日

くじけそうになるときは

例年7月に入ると「もうじき夏休み」と思って元気を出すのですが、今年は8月末まで。授業をするというよりもひたすら教材を作っています。

N「世界の文化の担当回どうしよう」(何か作らなくては!)T「去年のムーミンからみる北欧世界よかったですよ」ああ、そうだった~PCに向かう毎日は今までしていた講義とは非なる感じ。学生に対面できず、研究も封印して、まるで機械みたい。若い同僚に「今はがまんの時」と慰められています;;

今日は出入りのお花屋さんに(店舗を持たない素敵な花屋さん)「涼やかなお花」を分けていただき、生まれて初めて、しかも独学でアレンジをしました。おお~。研究室の空気が変わり、自分のための時間を持つのは大切だねと感じました。

2020年

6月

27日

時代が追い付いてくるとき

木脇奈智子編著の『子育て支援』が中山書店から出版されました。札幌大谷短大で講演をした際お声がけくださった小橋明子先生監。教科書によし、子育て支援関係者にはぜひ手に取っていただきたいと思います。

石狩子育てネット会議(地域の産官学子育てネットワーク)とフィンランドやアジアのフィールドワークを基に書き下ろしました。藤女子大保育学科では9年間、子育て支援理論と演習を担当しました。当時は選択科目でしたが、昨年から指導要領が変わり必修に。世の中が「大切」と認知してくれるのは少し後になってから…私の人生にはそうしたことがしばしばあります(笑)。子育てとジェンダー、子育て支援にはこれからもこだわっていきます。出前講義・講演承ります!

2020年

6月

07日

オープンキャンパスもオンラインで

今週はDVDの撮影、Webオーキャンの撮影と広報ごとが続き、さらに補正予算案作成もありました。授業をするだけでもかなりたいへんなのですが、学務もなくなるわけではなく、むしろかつてないことにおろおろしています。私には器用さも天賦の才もないので、私なりに誠実にやっていくしかないと思っています。

研究室の外では郭公が啼いています。大学の花である藤も満開です。「山ほととぎす初鰹」、湿度の低い札幌はとてもいい季節です。今年は8月19日まで前期授業があるので、ついにクーラーを買おうかなと考えています。この11年冷房なしで頑張りましたが、体に負担をかけない生活を考えるこの頃です。

 

2020年

5月

27日

緊急事態宣言解除??

とはいうけれど、札幌は全国基準にも達していなくて、院内感染の悲惨なニュースが止まらない。授業も会議も全て遠隔だし、少し人口密度のあるスーパーに行くのも地下鉄に乗るのも極力避けている。道独自の宣言から3か月?慣れた面もあれば、疲れが出ている同僚も学生もいる。サバイバーになるしかないんだろうと私は思っている。寒暖の差が大きいリラ冷えの季節に、心身の波が安定する様に心がけて。授業以外の仕事はじわじわ増え、上手にかわしていかなくては。4年生のゼミで、記念写真をといったら全員ぬいぐるみを抱えた。これが女の子のお部屋なのね。私がかろうじて持っていたのは小さいムーミン。せめてゆるキャラのカピバラくらいStay Homeのお仲間にいてもいいかもしれない。私学共済から勤続25周年のお祝い券がきてびっくり。26年目にして遠隔の卒論指導をすることになるとは思いませんでした~

2020年

5月

12日

オンライン授業1週目

5月7日にオンライン授業が始まりました。3つのシステムの講習を受け、開始前にすでにくたくた。頭を切り替えて人間生活学科通信教育コースになればいいのでは?と考え、まずはシンプルな方法で学生とのやりとりを始めました。

ゼミでは「ジェンダーとわたし」という読みやすい教科書を郵送して、いつもと同じように分担、zoomで報告とディスカッションできるようにしました。講義は「1回目はここまでだった」という体感で資料を作って送ります。学生が締め切りまでに課題を返してくると出席点を。「先生お久しぶりです」「先生お疲れ様です」という添え書きが楽しい。つい学問とは違うところでもやりとりをして、通信教育の先生むいてるかも!と一人よがりをしています。案ずるより産むが易し。メールが繋がっていてよかったし、郵送だってあるし、いざとなれば電話だって。

地方の実家に帰っている学生たちもいます。花川の地理的ハンディが通信では関係なくなる不思議。先生方は老若男女お疲れ、「変わる」ということはエネルギーが要りますね。 

*3日に満開だった桜が潔く散りました。研究室から見る夢のような花びらの色。

2020年

5月

03日

格別!今年のさくら

「沈黙の春」が現実になった今年の春、待ちに待った桜の公園もみんな入場を制限されてしまいました。

一方私たちは外の空気が吸いたくて、自然に触れたくてたまりません。3日前から咲き始めた研究室の裏の桜が、明日の雨で花吹雪になってしまいそうなので、今日は仕事の合間にそっと見てきました。

「花は咲く」本当に咲くのですね。私にもまだ咲くかもしれませんね(爆)これでは落ちませんね。

これまでの人生でもいろいろな桜を見たけれど、やはり一番心に残っているのは弘前城の花筏でしょうか。

こころがびりびりするような夜桜や、吉野山の桜もよかったです。「私の中ではエゾ山桜はさくらではない」といって道民の先生と論争しました。

願わくは花の下にてわれ死なむ(なちこ)

2020年

5月

02日

オンライン誕生会

「5月2日ってずいぶん可愛い誕生日だなあ」「5月5日じゃなかった?」と教授会で話題になった今年の誕生日。待っていたように一昨日桜が咲き始めた。無彩色だったこの国が、新緑や桜色に彩られる季節。冬が長かった分やっぱり春はイイネ。

思えばたくさんの景色があった。 ニセコで最後の雪を楽しんだ年もあったし(羊蹄山、鯉のぼり、ザラメ雪)、息子達がかわいい字でカードを書いてくれて泣き笑いの年もあった。総合的にみたら幸せだったと思う。あと2年で還暦。1年生に「もうおばあちゃんだから」と言うと「先生はいつもかわいいですよ」といってもらった。ちょっとうれしかった。
歳を重ねるごとにチャーミングな女性でいられたら。
今年は、Stay Homeの誕生日。午前中はLMS講習会で、夜はオンライン飲み。北大の友達が「オンライン誕生会やってみよう」と調整してくれた(うまくいくかしら)。
こんな誕生日もまた人生の彩りになるかもしれない(梅酒を用意しました♥)

2020年

4月

25日

災害と心の声

これまでに、大きな地震を2つ経験して、実はもう大災害にはあわないかと思っていた(特に定年までは)。

ところが、こんな新手のコロナさん事変がおこるとは。

人生というのはほんまに気がぬけないもんですねえ。

連休明けから対面授業に入る。ITが得意で張り切っている先生もいれば、私のようにアナログにやってきた者はめっちゃストレスを感じている。昼夜が逆になり、雨の中で赤ん坊を背負って迷子になって言葉も通じない夢を見る。すごくわかりやすい。

さらに学科主任なので、授業の調整からWeb会議から、消毒液の手配まで、あられのように雑用がふってきてメールすら捌ききれない(心の慰めは関西弁のネコだけ)。毎日が混乱で仕事中にも思わず関西弁になってしまう(これはフェーズ2。F3は英語かな)。

「休業要請」には、ジムやパチンコ店と並んで「大学」が入っている。私たちは不要不急?いったい大学教育ってなに??主任はていのいい女中やん;;と心の声が叫ぶ。

はたしてコロナサバイバーになれるのだろうか。 *写真は昨年の新入生welcome party

2020年

4月

19日

災害と子育て

コロナ第2波が訪れ、私たちは遠隔で授業をすることを求められています。「先生そんなことできるんですか!?」と前の学科の助手さんに驚かれ、笑ってしまいました。

95年の阪神淡路のとき、私は4歳と2歳の息子達を連れて避難し、本当に居場所のない思いをしました。11年の東日本の時は、新潟に母子避難した方たちの調査をして問題提起しました。先が読めない今年、子どもたち・親たちのことを思うと、社会的貢献をしてこられなかった無力感があります。

27年前と違うのは遠隔で授業や会議ができること。そして、同僚が「子どもが休校でどうしよう」「休校なので欠席します」と肩身が狭くなく言えること(パパ比率高。育ボス有)。

さらに「子どもが休校なので遊んでください」というリクエストもあり(体力はないけどうれしい)。時代はゆっくり動いていて、私自身も子育てのシェアを発信しているはず、と前向きに考えよう。このテーマに永く向き合っていきます。

2020年

4月

11日

マクンベツ湿原

忙中閑あり、仕事の合間に石狩川のほとりのマクンベツ湿原で水芭蕉の花が咲いたというたよりを聴き、同僚と見に行きました。きれいな雪解け水と、きれいな空気、そして水芭蕉の清らかさに、心も清浄に洗われました。高校生の頃は家族で春を探しに来たものです。この日は雨に降られ、それが霰に代わったけれどなんのその(耳が冷たかった)。

水芭蕉は雪解け水の中で咲く花、北海道が一番先に開花するのだそうです。「夏の思い出」で有名な尾瀬は6月開花とか。北から開花前線が降りていく花もあるとは、珍しいですね。

この春、国立大の院生さんと、ジェンダー研究会(FAGS)を始めました(オムライス始めましたみたいですね)。同好の士にしか解りあえないことがあり、このご縁に感謝しています。

恩師が注力していらした「種蒔き」にほんのちょっとでも近づきたいと思っています。

2020年

7月

04日

くじけそうになるときは

例年7月に入ると「もうじき夏休み」と思って元気を出すのですが、今年は8月末まで。授業をするというよりもひたすら教材を作っています。

N「世界の文化の担当回どうしよう」(何か作らなくては!)T「去年のムーミンからみる北欧世界よかったですよ」ああ、そうだった~PCに向かう毎日は今までしていた講義とは非なる感じ。学生に対面できず、研究も封印して、まるで機械みたい。若い同僚に「今はがまんの時」と慰められています;;

今日は出入りのお花屋さんに(店舗を持たない素敵な花屋さん)「涼やかなお花」を分けていただき、生まれて初めて、しかも独学でアレンジをしました。おお~。研究室の空気が変わり、自分のための時間を持つのは大切だねと感じました。

2020年

6月

27日

時代が追い付いてくるとき

木脇奈智子編著の『子育て支援』が中山書店から出版されました。札幌大谷短大で講演をした際お声がけくださった小橋明子先生監。教科書によし、子育て支援関係者にはぜひ手に取っていただきたいと思います。

石狩子育てネット会議(地域の産官学子育てネットワーク)とフィンランドやアジアのフィールドワークを基に書き下ろしました。藤女子大保育学科では9年間、子育て支援理論と演習を担当しました。当時は選択科目でしたが、昨年から指導要領が変わり必修に。世の中が「大切」と認知してくれるのは少し後になってから…私の人生にはそうしたことがしばしばあります(笑)。子育てとジェンダー、子育て支援にはこれからもこだわっていきます。出前講義・講演承ります!

2020年

6月

07日

オープンキャンパスもオンラインで

今週はDVDの撮影、Webオーキャンの撮影と広報ごとが続き、さらに補正予算案作成もありました。授業をするだけでもかなりたいへんなのですが、学務もなくなるわけではなく、むしろかつてないことにおろおろしています。私には器用さも天賦の才もないので、私なりに誠実にやっていくしかないと思っています。

研究室の外では郭公が啼いています。大学の花である藤も満開です。「山ほととぎす初鰹」、湿度の低い札幌はとてもいい季節です。今年は8月19日まで前期授業があるので、ついにクーラーを買おうかなと考えています。この11年冷房なしで頑張りましたが、体に負担をかけない生活を考えるこの頃です。

 

2020年

5月

27日

緊急事態宣言解除??

とはいうけれど、札幌は全国基準にも達していなくて、院内感染の悲惨なニュースが止まらない。授業も会議も全て遠隔だし、少し人口密度のあるスーパーに行くのも地下鉄に乗るのも極力避けている。道独自の宣言から3か月?慣れた面もあれば、疲れが出ている同僚も学生もいる。サバイバーになるしかないんだろうと私は思っている。寒暖の差が大きいリラ冷えの季節に、心身の波が安定する様に心がけて。授業以外の仕事はじわじわ増え、上手にかわしていかなくては。4年生のゼミで、記念写真をといったら全員ぬいぐるみを抱えた。これが女の子のお部屋なのね。私がかろうじて持っていたのは小さいムーミン。せめてゆるキャラのカピバラくらいStay Homeのお仲間にいてもいいかもしれない。私学共済から勤続25周年のお祝い券がきてびっくり。26年目にして遠隔の卒論指導をすることになるとは思いませんでした~

2020年

5月

12日

オンライン授業1週目

5月7日にオンライン授業が始まりました。3つのシステムの講習を受け、開始前にすでにくたくた。頭を切り替えて人間生活学科通信教育コースになればいいのでは?と考え、まずはシンプルな方法で学生とのやりとりを始めました。

ゼミでは「ジェンダーとわたし」という読みやすい教科書を郵送して、いつもと同じように分担、zoomで報告とディスカッションできるようにしました。講義は「1回目はここまでだった」という体感で資料を作って送ります。学生が締め切りまでに課題を返してくると出席点を。「先生お久しぶりです」「先生お疲れ様です」という添え書きが楽しい。つい学問とは違うところでもやりとりをして、通信教育の先生むいてるかも!と一人よがりをしています。案ずるより産むが易し。メールが繋がっていてよかったし、郵送だってあるし、いざとなれば電話だって。

地方の実家に帰っている学生たちもいます。花川の地理的ハンディが通信では関係なくなる不思議。先生方は老若男女お疲れ、「変わる」ということはエネルギーが要りますね。 

*3日に満開だった桜が潔く散りました。研究室から見る夢のような花びらの色。

2020年

5月

03日

格別!今年のさくら

「沈黙の春」が現実になった今年の春、待ちに待った桜の公園もみんな入場を制限されてしまいました。

一方私たちは外の空気が吸いたくて、自然に触れたくてたまりません。3日前から咲き始めた研究室の裏の桜が、明日の雨で花吹雪になってしまいそうなので、今日は仕事の合間にそっと見てきました。

「花は咲く」本当に咲くのですね。私にもまだ咲くかもしれませんね(爆)これでは落ちませんね。

これまでの人生でもいろいろな桜を見たけれど、やはり一番心に残っているのは弘前城の花筏でしょうか。

こころがびりびりするような夜桜や、吉野山の桜もよかったです。「私の中ではエゾ山桜はさくらではない」といって道民の先生と論争しました。

願わくは花の下にてわれ死なむ(なちこ)

2020年

5月

02日

オンライン誕生会

「5月2日ってずいぶん可愛い誕生日だなあ」「5月5日じゃなかった?」と教授会で話題になった今年の誕生日。待っていたように一昨日桜が咲き始めた。無彩色だったこの国が、新緑や桜色に彩られる季節。冬が長かった分やっぱり春はイイネ。

思えばたくさんの景色があった。 ニセコで最後の雪を楽しんだ年もあったし(羊蹄山、鯉のぼり、ザラメ雪)、息子達がかわいい字でカードを書いてくれて泣き笑いの年もあった。総合的にみたら幸せだったと思う。あと2年で還暦。1年生に「もうおばあちゃんだから」と言うと「先生はいつもかわいいですよ」といってもらった。ちょっとうれしかった。
歳を重ねるごとにチャーミングな女性でいられたら。
今年は、Stay Homeの誕生日。午前中はLMS講習会で、夜はオンライン飲み。北大の友達が「オンライン誕生会やってみよう」と調整してくれた(うまくいくかしら)。
こんな誕生日もまた人生の彩りになるかもしれない(梅酒を用意しました♥)

2020年

4月

25日

災害と心の声

これまでに、大きな地震を2つ経験して、実はもう大災害にはあわないかと思っていた(特に定年までは)。

ところが、こんな新手のコロナさん事変がおこるとは。

人生というのはほんまに気がぬけないもんですねえ。

連休明けから対面授業に入る。ITが得意で張り切っている先生もいれば、私のようにアナログにやってきた者はめっちゃストレスを感じている。昼夜が逆になり、雨の中で赤ん坊を背負って迷子になって言葉も通じない夢を見る。すごくわかりやすい。

さらに学科主任なので、授業の調整からWeb会議から、消毒液の手配まで、あられのように雑用がふってきてメールすら捌ききれない(心の慰めは関西弁のネコだけ)。毎日が混乱で仕事中にも思わず関西弁になってしまう(これはフェーズ2。F3は英語かな)。

「休業要請」には、ジムやパチンコ店と並んで「大学」が入っている。私たちは不要不急?いったい大学教育ってなに??主任はていのいい女中やん;;と心の声が叫ぶ。

はたしてコロナサバイバーになれるのだろうか。 *写真は昨年の新入生welcome party

2020年

4月

19日

災害と子育て

コロナ第2波が訪れ、私たちは遠隔で授業をすることを求められています。「先生そんなことできるんですか!?」と前の学科の助手さんに驚かれ、笑ってしまいました。

95年の阪神淡路のとき、私は4歳と2歳の息子達を連れて避難し、本当に居場所のない思いをしました。11年の東日本の時は、新潟に母子避難した方たちの調査をして問題提起しました。先が読めない今年、子どもたち・親たちのことを思うと、社会的貢献をしてこられなかった無力感があります。

27年前と違うのは遠隔で授業や会議ができること。そして、同僚が「子どもが休校でどうしよう」「休校なので欠席します」と肩身が狭くなく言えること(パパ比率高。育ボス有)。

さらに「子どもが休校なので遊んでください」というリクエストもあり(体力はないけどうれしい)。時代はゆっくり動いていて、私自身も子育てのシェアを発信しているはず、と前向きに考えよう。このテーマに永く向き合っていきます。

2020年

4月

11日

マクンベツ湿原

忙中閑あり、仕事の合間に石狩川のほとりのマクンベツ湿原で水芭蕉の花が咲いたというたよりを聴き、同僚と見に行きました。きれいな雪解け水と、きれいな空気、そして水芭蕉の清らかさに、心も清浄に洗われました。高校生の頃は家族で春を探しに来たものです。この日は雨に降られ、それが霰に代わったけれどなんのその(耳が冷たかった)。

水芭蕉は雪解け水の中で咲く花、北海道が一番先に開花するのだそうです。「夏の思い出」で有名な尾瀬は6月開花とか。北から開花前線が降りていく花もあるとは、珍しいですね。

この春、国立大の院生さんと、ジェンダー研究会(FAGS)を始めました(オムライス始めましたみたいですね)。同好の士にしか解りあえないことがあり、このご縁に感謝しています。

恩師が注力していらした「種蒔き」にほんのちょっとでも近づきたいと思っています。


木脇奈智子執筆書籍のご案内

『男の育児・女の育児』

大和礼子・斧出節子・木脇奈智子編

2002年と2005年の科研調査をまとめた、初の編著書です。 イマドキの父親と母親の意識と実態をまとめました。ゼミや教科書によく使っていただいています。
私は「はじめに」と第7章「父親は仕事と子育てに葛藤を感じているのか?」を 執筆しました。

昭和堂,2008年


『アジアの家族とジェンダー』

落合恵美子・宮坂靖子・山根真理編


2001年からアジア6カ国で行ったフィールドワークをもとに、アジアの家族の子育てや介護がわかる、読み応えのある本です。
私は第10章「シンガポールの子育てと子育て支援」を執筆しました。

 

勁草書房,2007年